とっても楽しい女子中高生向けスマホ
「HONEY BEE 101K」
ウィルコムのPHSで人気の高い“HONEY BEE”の世界観が、まるごとスマホに移植された。5色展開だが、前面と背面の色が異なるツートンモデルを用意するなど、遊び心が満載で、HONEY BEEファンにはたまらないだろう。
まず、背面のスピーカーが星形。前面上部の通知ランプは、ボディカラーによって星形とハート形がある。前面パネルと背面カメラ周りがラメといった具合に、隅々までHONEY BEE化されているあたりに作り手の執念さえ感じた。
バッテリーパックは、ボディカラーに関係なく赤となる。白抜きの模様はハチのおしりをイメージしたのだそう。思わず「そこまでやるか!」とつぶやいてしまった。
アプリについてもHONEY BEEの世界観を再現している。まず、オリジナルのファイラーを標準搭載する。画像や動画、音楽はAndroid標準アプリではなく、同ファイラーで閲覧する。そして、左側面の“カスタムキー”に好きなアプリを2本まで割り当て、短押しと長押しで、それぞれすばやく起動できる。
さらになんとフォントまで変更できる! モリサワフォントなど6種類のかわいらしいフォントを標準搭載する模様。「楽デコ」を使うとデコメールが簡単に作れる。入力した文字に合わせ、雰囲気に合う絵文字を追加してくれる。さらにプリインされたテンプレートを選ぶだけで、入力した文字や絵文字入りのデコメールに仕上げてくれる。
待受画面も遊び心でいっぱい。ハチにタッチすると反応して飛び回り、木にタッチするとハチが飛び出し、本体をゆさぶると木が揺れる。よく見ると、現在の画面の位置を示す上部のマークもハチのおしりのデザインだ。オリジナル着信音やアラームも約10種類搭載。画面下部のカラフルな四角は最大5本のアプリを割り当てられる。
前面下部のハードキーが便利。メールや電話の着信があると、該当するハードキーが光って教えてくれるのだ。また、ロック画面を解除しなくてもアプリをすばやく起動できる。いったん画面を点灯させ、ロック画面を解除せずにメールキーや電話キーを押せば、ダイレクトにメールアプリや電話が起動するといった具合だ。
文字入力では、ソフトキーのサイズを1%単位で変更できる。最大にすれば成人男性の指でも押しやすかった。キーの色は変更できない。見た目がかわいいのはもちろん、1.2GHzデュアルコアCPUや、ULTRA SPEEDに対応し、意外と高機能。特にインカメラは、スマホ最高クラスの200万画素。隠れた名機とでも言うべき、ダークホース的な存在だ。
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