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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第219回

夕方の鞆の浦で猫と戯れる子供たち

2011年09月30日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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民家の庭の自転車の籠でちょこんと座っていた三毛の子猫。じーっとこっちを見てました(2011年8月 パナソニック DMC-G3)
民家の庭の自転車の籠でちょこんと座っていた三毛の子猫。じーっとこっちを見てました(2011年8月 パナソニック DMC-G3)

 鞆の浦の奥の方へ行くと狭い斜面に家が建て込んでいて、ほとんどの生活道路は路地レベルで、そこの道をちょっと奥に入った○○さんとこがネコをたくさん世話しているよ、と人に教えられたので、首からカメラを提げて夕方の猫散歩に行ってみると、お庭に無造作に置いてある自転車の後ろ籠に、ちょこんと乗っかった猫といきなり目が合ったのである(冒頭写真)。

庭でくつろいでいたところに子供達がいきなり現われて、ちょっと身体に力が入っている猫。でもおとなしく撫でられてました。偉い(2011年8月 パナソニック DMC-G3)
庭でくつろいでいたところに子供達がいきなり現われて、ちょっと身体に力が入っている猫。でもおとなしく撫でられてました。偉い(2011年8月 パナソニック DMC-G3)

 そこのお庭には猫が沢山いて、ああ、ここのことかと思ったが勝手に他人の庭に入るわけにもいかず、と思いきや、近所で遊んでいたこのあたりの子供達が6人ほどワラワラとやってきて、「おじさんは何しに来たの?」「猫撮ってるの?」「こっちにたくさんいるよ」と尋ねてくる。さすが物怖じしない田舎の子供。庭にズカズカと入り込んで、そこに寝転がっていた猫を撫でてみせる。

 「猫の天敵は子供」というほど、猫は子供が嫌いで、猫はほっといてほしいのに子供達ときたら、大きな声を出すは、不用意に近づくは、逃げると面白がって追いかけ回すは、油断すると抱き上げるは、時には放り投げるわで、近所の公園にいる猫も大人にはなつくのに子供がやってくると脱兎の如く逃げ出す始末。

 でも田舎の路地ではそんなわがままは通用しないのだ。

かぶってた帽子に子猫を入れて現われた男の子。子どもに遊ばれる子猫も大変だ(2011年8月 パナソニック DMC-G3) じゃあ私も、とその子を抱き上げる女の子。子猫はびっくりしてちょっとフリーズ中(2011年8月 パナソニック DMC-G3)
かぶってた帽子に子猫を入れて現われた男の子。子どもに遊ばれる子猫も大変だ(2011年8月 パナソニック DMC-G3)じゃあ私も、とその子を抱き上げる女の子。子猫はびっくりしてちょっとフリーズ中(2011年8月 パナソニック DMC-G3)

 一番やんちゃそうな男の子が、「ねえねえ、この猫、帽子に入るんだよ」とくつろいでいた子猫をいきなり帽子に入れて得意気に登場するわ、その横にいた女の子が「私も抱っこできるもん」といきなり抱き上げるはで、猫も「こりゃたまらん」という顔で逃げ込んだのが、しゃがんで猫を狙っていた私の股間。

「こりゃたまらん」と逃げ込んだのは、しゃがんでいる私の股の下。写っているのは私の靴下と靴。G3のバリアングルモニターをひっくり返して自分に向けて、それを見ながら撮ってみた(2011年8月 パナソニック DMC-G3)
「こりゃたまらん」と逃げ込んだのは、しゃがんでいる私の股の下。写っているのは私の靴下と靴。G3のバリアングルモニターをひっくり返して自分に向けて、それを見ながら撮ってみた(2011年8月 パナソニック DMC-G3)

 しょうがないので液晶モニターをひっくり返して自分撮り体制で自分の股間を撮るという間抜けな格好で撮影。まさかバリアングルモニターで自分の股間を撮ることになるとは思わなかった。

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