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「HP VirtualSystem for VMware」は2600万円から

HP、VMwareに最適化された仮想化パッケージを発表

2011年09月28日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月27日、日本ヒューレット・パッカードは仮想化基盤「HP VirtualSystem」を発表し、その第一弾としてVMware vSphereに最適化した仮想基盤アプライアンス「HP VirtualSystem for VMware」を10月中旬より提供することを明らかにした。

 HP VirtualSystem for VMwareは、これまでのHPの豊富な導入実績に裏付けられたサーバー、ストレージ製品、ネットワーク環境などの基盤コンポーネントに、最新の仮想化ソフトウェアVMware vSphere 5、運用管理ツール「HP Insight Control for VMware vCenter」、さらに工場での導入サービス、24時間年中無休の保守サービス等を組み合わせたアプライアンス製品だ。

 すでにHP BladeSystemを導入したユーザーにとっては、同一のテクノロジーを採用した仮想化基盤のリファレンス構成となる。また、将来的に運用の自動化・クラウド化を目指すユーザーにとってはHP CloudSystemにアップグレード可能なテクノロジーセットとなるという。

 HP VirtualSystem for VMwareは、ユーザーの仮想環境の導入に際する選択の複雑性を排除し、システムスタック全般に対して包括した導入・保守サービスを提供。加えて、仮想環境のシステム拡張時に発覚しやすい課題であるデータ容量の増大・ネットワークボトルネックをあらかじめ解消するテクノロジーを搭載する。さらに、ハードウェアレイヤと仮想化レイヤの双方に対して、一元的な運用管理を実現するとしている。

 価格は、HP ProLiant DL380 G7とHP P4500 SANを組み合わせ、約400台までの仮想マシンの集約を想定した小~中規模向けアプライアンス「HP VirtualSystem VS1」が2600万円から。

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