人気モデル「EVO WiMAX」からの進化が各所に
「HTC EVO 3D ISW12HT」
現行機種の「EVO WiMAX」からの最大の進化点は3D液晶。3Dスマホが国内でシャープ以外から出るのは初めて。3D方式はシャープ端末と同じ視差バリアを採用。解像度も480×800ドットから540×960ドットに向上している。
リアカメラは従来の800万画素から500万画素にグレードダウンしたが、カメラを2個搭載し、3D撮影が可能になった。レンズ間の距離は約3cmと広め。具体的な数値は非公表だが、他社製スマホの3Dカメラよりも遠くまで3Dで撮影できる。
EVO WiMAXで好評だった背面の跳ね上げ式スタンドは、サイズの関係で非搭載となった。本体の重さは約171gで、手に持つとズッシリくる。ただし、ほぼ同じ重量のEVO WiMAXよりも横幅と厚さが削られ、スリムで高機能になったとも言える。
一方バッテリーは1730mAhでスマホ最大クラス。待受時間などのスペックはEVO WiMAXより伸びているが、デュアルコアの影響がどう出るか、追って検証してみたい。なおSIMカードの着脱は不可。ちなみにEVO WiMAXにはなかったストラップホールを下部中央に新搭載。ストラップホールはグローバルモデルにも採用されるているという。
HTC独自のUI「HTC Sense」が進化し、さらに使いやすくなった。ロック画面で、指定した画像のスライドショーが可能になったほか、新搭載の「スマートロック機能」で、ロックを解除せずに下部の円にアイコンをドラッグすることでアプリをすばやく起動できるようになった。ロック画面に表示するアイコンは本体の設定で入れ替えられる。
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