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エレコム/ロジテックで始める無線LAN 第11回

ひとつのIDで5台まで同時に接続できる!

超小型300Mbpsルータで公衆無線LANをがっちり使う!!

2011年09月27日 00時00分更新

文● 松下典子 撮影●篠原孝志(パシャ)

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専用アプリでらくらく設定!
アンドロイド端末からルータの設定が可能

 『LAN-MBW300/PS』を使って公衆無線LAN用に接続するには、ルータと端末との無線LAN接続設定と、公衆無線LANの登録の2つの設定が必要だ。

 アンドロイド端末用の設定アプリ『かんたん無線君』がアンドロイドマーケットで配布されるのでこのアプリを使えば、PCがなくても手軽に設定が可能だ。

 WPSに対応している端末なら、WPSボタンを押すだけでルータの無線LAN接続設定が完了。公衆無線LANの登録も、サービスのSSIDを選択して、パスワードを入力するだけのわずか3ステップで設定可能だ。いったん設定しておけばSSID情報は保持されるので、次回からはパスワードの入力なしに接続できるようになる。

1.WPSでの設定

『かんたん無線君』の“かんたん設定”をタップし、説明を読んで次へ進む


2.設定方式の選択

“WPS方式”を選択し、次の画面で“プッシュ方式”をタップする


3.WPSボタンを押す

底面の“Reset/WPS”ボタンを2秒ほど押して、WPS接続を開始する


4.公衆無線LANを設定

トップ画面からルータ管理画面を開き、“公衆無線LAN設定”をタップ


5.SSIDを選択

接続したい公衆無線LANのSSIDを選択して、“次へ”をタップ


6.パスワードを入力

パスワード(セキュリティーキー)を入力して、“接続”をタップする

複数サービスの切り替えもカンタン
公衆無線LANを2つ登録できる

 複数の公衆無線LANサービスを利用している場合、使う場所に合わせて、より電波の強いサービスのアクセスポイントに接続したい。

 このルータには、公衆無線LANのSSID情報を2つまで保持できる。利用しているサービスのSSIDをあらかじめ登録しておけば、次回からはセキュリティーキーの入力は不要だ。接続したいサービスのSSIDを選ぶだけで、スムーズに切り替えられる。

あらかじめSSIDを登録しておけば、接続先の切り替えはカンタン。より電波の強いサービスで快適に接続できる

モバイルバッテリーでもっと便利に
PCやコンセントがなくてもオーケー

 『LAN-MBW300/PS』はUSB給電タイプで、付属のUSBケーブルでPCにつなぐか、ACアダプターを使って電源を供給する。さらに、モバイルバッテリーを利用すれば、PCを使わないときや、近くにコンセントがない屋外でも使えて便利だ。

 充電池タイプ、乾電池タイプなど、いろいろな種類やデザインがそろっているので、好みのものを選ぼう。スマートフォンの予備電源としても使えるので、容量は大きめがオススメだ。

モバイルバッテリー「DE-U01L-3010シリーズ」(エレコム/実売価格4000円前後)容量3000mAhのリチウムイオン充電池を内蔵。スマホの充電と兼用で使えるので持っておくと便利

ライター松下が使ってみた!
出先でもセキュアに“ながら”WiFi

 入稿データなど大きめのデータをやり取りすることが多いので、外出先でのネット接続にはネットカフェを利用することが多いのですが、無線LANに対応しているお店は少なく、スマホを無線接続できないのがネック。そこで、このルータで公衆無線LANを試してみました。やっぱり無線ってラクですね!

複数台持ちなら、同時接続が当たり前! 電波と時間をフルに使おう

 たとえば、データをダウンロードしている間に、スマホでフェイスブックをチェックすることもでき、時間を有効に使えます。また、公衆無線LANで心配なのがセキュリティーです。

 このルータは“マルチSSID”機能に対応。PCやスマホの通信には、高セキュリティーなAESで暗号化されるから、仕事のやり外りにも安心して使えます。

提供:エレコム

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