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小型軽量600g/LED光源で300ルーメン

ハイスペックなモバイルプロジェクター「QUMI Q2」レビュー

2011年10月11日 09時00分更新

文● 小黒直昭

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OfficeビューワーでPC要らずのプレゼンも可能!

 QUMI Q2には、PCレスでのプレゼンテーションを可能とする「Officeビューワー」機能もある。これは、接続したUSBメモリーや、micorSDカードに保存されたOffice系のファイルを表示する機能でDOC、XLS、PPT、PDFに対応。Word、Excelなどで作ったファイルを、そのまま表示できる。

プレゼンの主役ともいえるパワーポイント(PPT)のファイルも、QUMI Q2ならばプロジェクター単体で再生できる。リモコンで進む/戻る操作も可能だ

 この機能がある限り、資料データをあらかじめメモリーカードに保存しておけば、PCのトラブル時にもあわてることがない。

 メモリーカードからは、Office系ファイルのほか、最大4000×3000ドットのJPEG、PNG、BMPファイルの閲覧も可能。メニューからフォルダーを開くと、サムネイルも表示され、目的のファイルを映し出すことができる。

プロジェクター単体での画像閲覧も可能。試しに、ラジオ会館の閉館イベント時に撮った写真を再生してみた

 また、MP4とMOVの動画ファイルにも対応している。動画は最大720p・30fpsのH.264、音声も最大160Kbps AAC-LCなどをサポートする。また、スピーカーも内蔵しておりMP3、WMA、OGG、ACCといった音声ファイルの再生も可能。イコライザー機能まで搭載する。自宅から外出先のオフ会会場まで、仲間内での画像/動画上映など硬軟問わず重宝するだろう。

ゲーム機やBDプレーヤーとも簡単接続!

 QUMI Q2は、ビジネス用途に加え、ゲームや映像鑑賞といったシーンでもその実力を発揮する。

 ゲーム機器やBDプレーヤー、デジタルカメラやスマートフォンとは、付属のミニHDMIケーブルを使って接続が可能だ。ミニHDMIで接続した場合は、HDCPによる著作権保護システムに対応。PCやBDプレーヤーで再生したBDコンテンツも表示可能となっている(ただし、PCのビデオカードが対応している必要がある)。

 ここでは、ゲーム機に接続してみよう。外部機器は、ミニHDMIケーブルでQUMI Q2と接続するだけで、入力ソースが自動検出され、アスペクト比も自動設定される。仮にVGAケーブルなど他の入力を有効にしている場合は、リモコンの入力ボタンでソースの選択が可能だ。

PS3などAV機器とはミニHDMIで接続。事前にHDMI―ミニHDMIケーブルか、ミニHDMIへの変換プラグを用意しておこう。アスペクト比などはQUMI側が自動設定してくれるので他に面倒な作業は要らない

 プロジェクターで投射するゲームや映画は、90インチという大画面の迫力はもちろん、描写も映画館に近い、しっとりとした印象になる。ぜひ一度QUMI Q2で大画面体験をしてほしい。

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