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ノーブランド「NANO-AF2S1A」

Fusion「Ontario」搭載のNano-ITXマザーボードが発売

2011年09月22日 23時42分更新

文● 増田

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 低消費電力版のFusionをオンボードで搭載するNano-ITXフォームファクター採用のマザーボード「NANO-AF2S1A」が、PC DIY SHOP FreeTに入荷している。

低消費電力版のFusionをオンボードで搭載するNano-ITXフォームファクター採用のマザーボード「NANO-AF2S1A」。入荷したPC DIY SHOP FreeTではメーカー名不明として販売中

 この製品は、CPUにAMDの組み込み向けFusion APU「AMD G」シリーズの「eOntario T56N」(デュアルコア/1.6GHz/L2 512KB×2/TDP18W)を搭載する工業向けのマザーボード。サイズも最近では珍しい12cm×12cmのNano-ITXを採用している。
 チップセットはHudson M1(AMD A50M)で、統合グラフィックスのRadeon HD 6310を利用できる。また、標準で用意されるグラフィックス出力はHDMI×2という変則仕様で、販売ショップによると「2系統目は1024×768までしか出ないようだ」とのこと。なお、付属のコネクターを使うことでVGA出力とCOMポートが利用可能だ。

中国語の付属マニュアルにはFusion APU「AMD G」シリーズの「Ontario T56N」(デュアルコア/1.6GHz/L2 512KB×2/TDP18W)を搭載するとの記載が確認できる

標準で用意されるグラフィックス出力はHDMI×2という変則仕様で、販売ショップによると「2系統目は1024×768までしか出ないようだ」とのこと。なお、付属のコネクターを使うことでVGA出力とCOMポートが利用可能だ

 その他のスペックは、メモリがDDR3 SO-DIMM×1(DDR3-800/1066MHz、4GBまで)、Mini PCI Express×1、8chサウンド(Realtek/ALC883)、ギガビットイーサネット(Realtek/8111C)、SATA2.0×1、USB2.0×6。電源はACアダプターに対応。
 PC DIY SHOP FreeTでは、60WのACアダプター付属で3万4800円(ACアダプタなしは3万2800円)で販売している。

基板裏面にはMini PCI Expressスロットを装備。標準のクーラーを外すと、「eOntario T56N」とチップセットのHudson M1(AMD A50M)が確認できた


【取材協力】

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