このページの本文へ

秋の夜長にいい音を楽しむヘッドフォンアンプ選び 第3回

ヘッドフォンアンプ自作で安価に高音質を目指す

2011年09月21日 12時00分更新

文● 鳥居一豊、行正和義

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

組み立てに挑戦!
まずは部品を基板に置いていく

 リスクが伴うICチップのハンダ付けをする必要はないので、初心者でもかなり安心できるキットと言える。もちろんハンダ付けの際に手間取って熱を加えすぎると基板の導線を通じてICチップを死なせたり、電解コンデンサーを膨らませたり(ひどいことになるのは自作PC派にとっては周知の事実だろう)など、失敗する可能性もあるので注意しつつ手際よく進めよう。

ロータリーボリューム(可変抵抗、左)とコネクターを基板に置く。端子の穴もあるので間違える可能性はまずない

電解コンデンサーの足(電極)を折って基板に差し込んでゆく。電解コンデンサーの足は極性があるが、足の長さと基板側の+/-の印刷を確認

基板に部品をすべて差し込んだ状態

ハンダごて登場! ここから少し注意

使う工具はハンダごてとハンダ、水を含ませたハンダ用スポンジだけでいい。ハンダ工作用にはクリップ台や余分なハンダの吸い取り器などもあるが、別になくても構わない

ハンダの乗りなどを見極めるために、まずはコネクターや可変抵抗など、熱でダメにならない部品からはじめよう

LEDも熱に弱い部品なのでハンダ付けは手際よくする。ちなみに、左はやや“いもハンダ”と呼ばれる美しくない状態になっている

LEDも熱に弱い部品なのでハンダ付けは手際よくする。ちなみに、左はやや“いもハンダ”と呼ばれる美しくない状態になっている

一通り部品をハンダ付けしたら電池ボックスもハンダ付けする

一通り部品をハンダ付けしたら電池ボックスもハンダ付けする

余分な足はニッパで切り落とす

余分な足はニッパで切り落とす

一通り基板が出来上がったら動作テストを行なってみる。LEDが点灯したほか、オーディオプレーヤーのイヤホン端子出力とヘッドフォンを接続して問題なく動作することを確認

一通り基板が出来上がったら動作テストを行なってみる。LEDが点灯したほか、オーディオプレーヤーのイヤホン端子出力とヘッドフォンを接続して問題なく動作することを確認

カテゴリートップへ

この連載の記事

週刊アスキー最新号

編集部のお勧め

ASCII倶楽部

ASCII.jp Focus

MITテクノロジーレビュー

  • 角川アスキー総合研究所
  • アスキーカード
ピックアップ

デジタル用語辞典

ASCII.jp RSS2.0 配信中