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コストパフォーマンスに優れる15.6型フラグシップノート

インテル「510」SSD搭載のフルHDノート「Endeavor NJ5500E」を試す

2011年09月27日 12時00分更新

文● 高橋 量

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USB 3.0端子×2搭載と
インターフェースも抜かりなし

 インターフェース類としては、外付け機器用にUSB 3.0端子×2とUSB 2.0端子×2の構成。映像出力用にはVGA端子とHDMI端子が用意されており、そのほかには有線LAN端子や3 in 1 メモリーカードスロット(SD/SDHC/SDXC、マルチメディアカード、メモリースティック対応)などが用意されている。

Endeavor NJ5500Eの本体前面。右に3 in 1 メモリーカードスロットが配置されている。対応メディアはSD/SDHC/SDXC、マルチメディアカード、メモリースティック/メモリースティックPRO

本体後面には一切なにも配置されていないシンプルな構成

本体右側面。左から、オーディオ端子類、USB 2.0×2、光学式ドライブが配置されている

本体左側面には、左からACアダプターコネクター、有線LAN端子、VGA端子、HDMI端子、USB 3.0×2を用意

 同時購入可能なソフトが多いのも、エプソンダイレクトのBTOの特徴だ。文書作成にはマイクロソフトのオフィススイート「Microsoft Office 2010」はもちろん、キングソフトの「KINGSOFT Office 2010」、ジャストシステムのワープロソフト「一太郎2011 創」、さらにはオープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org」(ヘルプデスクサービス付き)まで用意されている。また、PDF作成ソフトや画像編集ソフトのほか、バックアップソフトやデフラグツールなど豊富なラインナップを用意。必要なソフトは一緒に購入したほうが手間がなくて便利だ。

Endeavor NJ5500Eのデスクトップ画面。最低限のツールが用意されたシンプルな構成だ

低価格でも妥協のない
本体デザイン&キーボード

 Endeavor NJ5500Eの本体カラーは落ち着きのあるシルバーで、影の具合によってはガンメタリック風にも見える。天板部分はマットな仕上がりで、キーボード周りのボディ部分はザラつきのある梨地加工が施されている。指紋や油脂による汚れがほとんど目立たないのがうれしい。

Endeavor NJ5500Eの天板。照明のある場所では明るいシルバーといった印象を受けるが、暗めの部屋ではガンメタル風にも見える。さまざまな様相を見せるのがおもしろい

 キーボードはテンキー付きの構成で、キーピッチが19mm、キーストロークは2.5mmと十分なサイズと打鍵感が確保されている。Enterキー周りのキーサイズもフルサイズキーボード並みで、非常に使いやすい。唯一気になるのは、テンキーのEnterキーの配置だろう。ピリオドが左上にあるのも若干気になるが、慣れてしまえば問題はないはずだ。

キーボードはテンキー付きを採用。タッチパッドはマルチタッチに対応しており、つまみズームや回転が可能だ

 本体サイズは幅380×奥行き262×高さ34〜37mmと、15.6型ノートとしては一般的。重量はQuadコアCPU搭載モデルで2.5kg、フルHD液晶&専用GPU搭載モデルで2.6kgだ。見た目に重厚感があるので、持ってみると意外に軽いという印象を受ける。屋内であれば、十分に持ち歩けるサイズ/重量だ。大きめのバッグを用意すれば外出先でも利用できるだろう。

 バッテリー駆動時間は、QuadコアCPU搭載モデルで5.3時間と、据え置き用とのノートとしては比較的長い部類に入る。追加オプションとして標準バッテリーパックが1万4700円で用意されている。

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