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「PowerX ActiveImage Protector 3 Pro」を徹底活用

Windowsを稼働中のままバックアップして、万一に備える!

2011年09月29日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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パソコンを使いながら
起動ドライブのバックアップが取れる

 PowerX ActiveImage Protector 3 Proの操作は簡単だ。ソフトを起動したら、「ウィザード」→「バックアップの作成」をクリック。バックアップするパーティションもしくはドライブとバックアップデータの保存先を指定すれば、あとはほぼ初期設定のままですぐにイメージバックアップを作成できる。

 あっけなさ過ぎて手応えがないが、バックアップに関してはそれでいいのだ。

基本画面

「PowerX ActiveImage Protector 3 Pro」の基本画面

バックアップドライブを選択

バックアップするドライブもしくはパーティション(ボリューム)を選択する

バックアップ先を指定

バックアップ先を指定する

設定画面

イメージデータを圧縮したりパスワードで保護する設定を行なう。初期設定のままで「次へ」でも問題なし

直ちにバックアップ

すぐにバックアップするなら「直ちにバックアップ」を選択

バックアップスタート

「完了」をクリックすればバックアップスタート

バックアップ開始

バックアップ開始。今回の環境はUSB 2.0接続で、約90GB程度のデータが20分程度で処理された


 Windowsを稼働させたまま、起動ドライブのイメージバックアップを作成できる「ホットイメージング」機能が本製品のポイントだ。通常のドライブ(データドライブ)はWindows上からバックアップできても、起動ドライブはCDブートしてから作業する(いわゆる「コールドイメージング」のみ対応)というバックアップソフトも多いのだ。

 PowerX ActiveImage Protector 3 Proは、Windowsの「VSS」(Volume Shadow Copy Service)機能を利用して、「ホットイメージング」を実現している。

 今回バックアップ先にはUSB接続の外付けHDDを指定した。今では1TBの大容量HDDが実売1万円ほどで購入できる。1TBともなるとDVDやBDでは複数枚のメディアが必要なので、HDDを使うのが手軽だ。

 大容量100GBのBDXL(連載・真似したくなるPC活用術の第59回「BDXLでHDDを光学ディスクにバックアップする技」参照)を利用したとしても、日々のバックアップならやはりHDDの方が扱いやすい。

 なお、イメージバックアップしたデータを起動ドライブとして復元する場合は、さすがにWindows上からは無理。リカバリーCDからブートする必要がある。

リカバリー・ディスクの作成

「ツール」→「リカバリー・ディスクの作成」をクリック

ISOファイルを作成

リカバリーディスクのISOファイルを作成する

ISOファイルをディスクに書き込む

ISOファイルをディスクに書き込む。ここでは「ImageBurn」というフリーソフトを利用した(Windows 7ではISOファイルの書き込みを標準サポートしているので、別途ソフトがなくてもOKだ)

 作成したリカバリーCDからパソコンを起動し、イメージバックアップデータを復元してみよう。基本的に、ウィザードに従って進めていくだけでいい。

リカバリーディスクから起動

リカバリーディスクから起動する

イメージの復元

「イメージの復元」をクリック

イメージバックアップしたファイルを指定

イメージバックアップしたファイルを指定する

復元先を選択

復元先を選択する

復元開始

「完了」をクリックして、復元開始

元のWindowsがそのまま起動

リカバリーCDを取り出してパソコンを再起動すれば、元のWindowsがそのまま起動する

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