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2年の沈黙で撮影機能が極まる!? 

リコー「GR DIGITAL IV」の進化点を徹底チェック!

2011年09月15日 20時18分更新

文● ASCII.jp編集部

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 リコーからコンパクトデジタルカメラ「GR DIGITAL IV」が発表された。10月中旬発売予定で、予想実売価格は8万円前後となる。2009年8月発売の「GR DIGITAL III」の後継機にあたり、GRシリーズとしては約2年ぶりの新機種投入だ。

「GR DIGITAL IV」。本体サイズは従来機とほぼ変わらず、幅108.6×奥行き32.5×高さ59.8mm、本体のみの重量は190gとなっている

「GR DIGITAL IV」。本体サイズは従来機とほぼ変わらず、幅108.6×奥行き32.5×高さ59.8mm、本体のみの重量は190gとなっている

 「最強のストリートスナップカメラ」を目指して開発したという本機は、画質や撮影レスポンス、撮影機能、操作性を向上させている。

左がGR DIGITAL IVで右がGR DIGITAL III。IVはエッジが角張っている

上がGR DIGITAL IIIで下がGR DIGITAL IVの背面。十字キーの形が異なる

上がGR DIGITAL IIIで下がGR DIGITAL IVの背面。十字キーの形が異なる

新開発の画像処理エンジンで
色再現性が向上

 画質については、まずSFR(Spatial Frequency Response、空間周波数応答)特性を向上したことで、解像感がアップ。また、画像処理エンジンに新開発の「GR ENGINE IV」を採用することで、色再現性が向上し、高感度撮影時の色ノイズも低減している。

SFR特性の向上で解像感が上がっている

「GR ENGINE IV」により色再現性が向上。高輝度の色の再現性も高くなっている

 なお、撮像素子には1/1.7型(約1000万画素)のCCDセンサーを採用。レンズは「GR LENS 28mm/F1.9」を搭載し、4倍のデジタルズームが可能だ。

最速0.2秒で合焦する「ハイブリッドAF」

「ハイブリッドAF」を採用する

「ハイブリッドAF」を採用する

独自開発のAFセンサーは前面上部にある

独自開発のAFセンサーは前面上部にある

 撮影レスポンスは、撮像素子によるコントラストAFと、独自開発のAFセンサーを併用する「ハイブリッドAF」により、AF合焦スピードが最短で約0.2秒となっている。従来機と比較すると約2倍の高速化を果たしている。

GR DIGITAL初の手ブレ補正機能搭載

GR DIGITAL初の手ブレ補正機能搭載

レンズにある「VC」の文字こそ手ブレ補正内蔵の証

レンズにある「VC」の文字こそ手ブレ補正内蔵の証

 さらに連写撮影時は新しいAFセンサーのみで測距を行なうことで、フォーカス精度が向上している。加えて、GRシリーズとしては初めてセンサーシフト式の手ブレ補正機能を搭載。手持ちの撮影や暗い場所での撮影に強くなった。

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