Twitterに即座にツイートできる
ATOK Padでは、入力したメモをただちにツイートできる。
適当なタイトル(これはツイートされない)で新規メモを作成し、画面右上に表示された文字数で140字以内に収まるよう調整しながらメッセージを入力、最後に画面下部のWeb連携ボタンをクリックして「Twitterへツイートする」を選択すればOK。初回のみTwitterアカウントの入力を求められるが、次回からは「Optionキー2回で呼び出してパッと書いてツイート」という早ワザが可能になる。
iPhoneなど他のデバイスでツイートした内容をATOK Padに反映させることもできる。
iOS向けTwitterクライアント「SOICHA/j for Twitter」(無料)には、会話の内容をクリップするEvernote連携機能があるが、このときクリップ確認ダイアログで共通のノートブックを指定しておけば、同期が完了次第ATOK Padの画面にメモとして現われる。移動中にiPhoneでツイートした内容を再編集したいときなど、便利に使えるテクニックだろう。
SOICHA/j for Twitter | |||
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価格 | 無料 | 作者 | FLIGHT SYSTEM CONSULTING |
バージョン | 1.1.4 | ファイル容量 | 4.3MB |
カテゴリー | ソーシャルネット ワーキング |
ユーザーの評価 | (3.5) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 4.0以降 |
「Emacs」使いも安心
ATOK Padは、Cocoa APIのテキスト編集機能(NSText)を利用しているため、テキストエディットなどと同様にEmacsライクなキーバインディングを利用できる。たとえば、「control」+「a」キーでカーソルを行頭に、「control」+「e」キーで行末に、「control」+「k」キーと「control」+「y」キーでカット&ペースト、といった操作ができるのだ。
NSTextを使用したTwitterクライアントは珍しくないが、簡単に呼び出せてEvernoteとの連携が可能、しかも無償となると、事情は変わってくる。シンプルゆえに応用範囲の広そうなメモ帳アプリと見たが、いかがだろうか。
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