MiniPCI Express規格の拡張スロットを搭載したAndroidタブレット「DAWA D8」が東映無線ラジオデパート店にて販売中だ。
DAWA D8は、Android 2.3を搭載した7型(800×480ドット)タブレット。静電容量式のタッチパネルや5点マルチタッチに対応しているなど、タブレットとしては十分な性能を備えている。加えて、内部基板上にMiniPCI Expressの拡張スロットを搭載しているのが最大の特徴だ。
MiniPCI Expressスロットに対応したPCパーツといえば、無線LANモジュールやSSDなどがよく知られているが、それらが本製品で使用可能かどうかは不明。また、スロットを使用するためには背面パネルをこじ開ける、いわゆる「殻割り」という分解行為にあたる作業が必要になるため、販売店の保証が受けられなくなってしまうので注意が必要だ。
CPUにはCortex A8を採用する動作周波数1GHzの「TCC8803」を搭載。メインメモリーにDDR3 512MB、内蔵ストレージ用に4GBのフラッシュメモリーを採用するほか、最大32GBまでに対応したmicroSDカードスロットを搭載する。
通信機能としては、無線LAN(IEEE 802.11b/g)機能を搭載するが販売店でのサポートは対象外。
サイズは193×115×17mm、重量は364g。価格は1万4980円だ。
あくまで“単品販売”の
MiniPCI Express通信モジュールも用意
同店では装着作業や使用の可否までを自己責任とした上で、MiniPCI Expressに接続可能なHUAWEI製HSPAモジュール「EM770W」の販売も行なっている。
これはSIMカードを使用して3G通信回線を使用可能にするというもので、DAWA D8とは別売りだが使い方によっては面白い製品となるかもしれない。
価格は4980円で、初期不良も含めサポート対象外となる。