HP Omni 220、120
タッチ機能なしの一体型パソコン「HP Omni」シリーズは、TouchSmartシリーズとは逆にCPU性能を抑えて低価格を重視した製品「HP Omni 220」「HP Omni 120」シリーズが登場した。両シリーズとも量販店、直販の両モデルが用意される。
Omni 220は21.5型/フルHD解像度のディスプレーを搭載する製品。量販店モデル(220-1020jp)の場合、CPUはPentium G630(2.70GHz)を採用。グラフィックス機能はCPU内蔵機能を使用する。さらに3波対応テレビチューナーも搭載しながら、予想実売価格で10万円前後の価格を実現している。
量販店モデルのOSはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版。直販モデルは同Home Premium、Professional、Ulimateの各SP1 64bit版から選択可能。発売日は9月23日の予定。
Omni 120は20型/1600×900ドットのディスプレーを搭載する小型の製品。本体カラーは従来からある白に加えて、黒もラインナップに追加された。CPUを第2世代Coreプロセッサーベースに強化。量販店モデルはCPUにCeleron G440(1.60GHz)を、直販モデルではPentium G620(2.60GHz)を採用する。グラフィックス機能はCPU内蔵機能を使用する。テレビ機能は搭載しない。
OSは量販店・直販モデルともに、Windows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載する。予想実売価格は、量販店モデルが7万円前後。発売日は9月23日の予定。
HP Pavilion Desktop PC h8、s5
液晶ディスプレーが別売りのセパレート型デスクトップパソコンは、ハイエンドの「HP Pavilion Desktop PC h8」と、省スペース型の「HP Pavilion Desktop PC s5」が発表された。
高性能なミニタワー型パソコンであるh8シリーズは、Nehalem世代のCore i7-900番台を搭載する「h8-1190jp」と、Sandy Bridge世代のCore i7/i5を搭載する「h8-1180jp」がラインナップされている。両モデルとも直販モデルが用意されるほか、h8-1180jpには量販店モデルも用意される。
h8-1190jpはミニタワー筐体に600Wの大容量電源ユニットを装備。CPUには最高でCore i7-980X Extreme Edition(3.30GHz)と、グラフィックスカードにはGeForce GTX 580を選択できるなど、ハイエンドにふさわしい性能を誇る。また、ストレージに最大で320GBのSSD RAID構成を選択することも可能である。
一方、h8-1180jpは同じ筐体と電源ユニットを採用し、CPUには最高でCore i7-2600(3.40GHz)、グラフィックスカードにはGeForce GTX 580を選択できる。
予想実売価格は、直販モデルのh8-1190jpが7万9800円から、h8-1180jpは5万9850円から。発売日は9月15日の予定。h8-1180jpの量販店モデルは16万円前後から。発売日は9月23日の予定。
省スペースデスクトップのs5シリーズは、直販モデル・量販店モデルともにインテル Sandy Bridge世代CPUを搭載する「s5-1150jp」が登場した。量販店モデルはCore i3-2120(3.30GHz)を搭載する。直販モデルの場合、CPUには最高でCore i7-2600を選択可能。またグラフィックス機能はCPU内蔵機能を使用する構成から、Radeon HD 6450やGeForce GTS 530を搭載するグラフィックスカードなどが選択できる。
予想実売価格と発売日は、直販モデルが4万5990円からで、発売日は9月15日の予定。量販店モデルは9万円前後から。発売日は9月23日の予定。