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ネット配信アニメ「京騒戯画」製作発表で声優の配役が決定!

2011年09月08日 23時00分更新

文● 伊藤 真広

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 8月27日・28日に千葉県幕張メッセ国際展示場で開催された「キャラホビ2011」にて、バンプレストと東映アニメーションの協力タッグが製作するネット配信アニメ「京騒戯画」の製作発表が、27日の「キャラホビ2011」メインステージにて行なわれた。

8月27日に「キャラホビ2011」メインステージで行なわれた「京騒戯画」の製作発表。左より、声優・矢尾一樹さん、バンプレスト・平田プロデューサー、東映アニメーション・浅間プロデューサー

 最初にPVが上映された後、「NG騎士ラムネ&40」シリーズのダ・サイダー役などで知られるベテラン声優の矢尾一樹さん、「京騒戯画」クリエイティブプロデューサーの平田繁さん(バンプレスト)、アニメーションプロデューサーの浅間陽介さん(東映アニメーション)の3人がステージに登場。平田プロデューサーから、12月10日にネット配信されることが発表された。また、東京では12月1日(木)に、京都は12月4日(日)に、試写会を開催することも決定した。

製作発表では、正式な公開日が12月10日と発表されたほか、先行上映回などの最新情報も発表された

 続いて、これまで公表されていなかったキャストの詳細が、新作PVと共に発表された。
 主人公のコト役には釘宮理恵さん、コト(???)に久川 綾さん、コトの幼なじみの少年である阿役を日高のり子さん。吽役を白石涼子さん、コトと敵対する組織のマッドサイエンティスト ショーコ博士を斎藤千和さん、明恵役を鈴村健一さん、住職役を中原茂さん、八瀬役を喜多村英梨さん、といった豪華な声優の出演が発表されると、ステージの前に集まった観客から大きな歓声があがった。

キャスト発表は新作PV映像で行なわれた。豪華な出演陣に観客からどよめきの声が上がった

 作品内容は、プロデューサーの浅間さんが説明した。浅間さんは「京騒戯画は『不思議の国のアリス』をモチーフとして、街のイメージを京都、世界観を国宝として高山寺に伝わる『鳥獣人物戯画』の3つの要素を融合した作品です。ストーリーは「鏡の都キョウトに現実の世界から入ってしまったコトちゃんが、現実の世界に戻るために活動する話となっていますが、アクションあり、ドタバタのコメディありの作品になる予定です」と、キャストや観客に紹介した。

夏期集中講座と題されたコーナーでは、作品の設定や世界観、キャラクターなどについてプロデューサーの浅野さんが解説をしつつ、出演陣とのトークが行なわれた

先のキャスト発表では明かされていなかった矢尾さんの配役は、謎の生物“げじげじ”。相方となる“バクバク”は誰が演じることになるのだろうか?

キャストコメント

斎藤千和さん:アフレコはまだですが、すごく楽しい現場になると思います。私たちが好きに演じていい雰囲気があるので楽しい現場にしたいと思います。

久川 綾さん:自分自身のキャラクターがどうなっていくの楽しみにしています。

喜多村英梨さん:私も京都という土地が好きで、そういった場所が舞台の作品に出れるということで嬉しいです。

日高のり子さん:京都には好きなものがたくさんあるので、演じるキャラクターに取り入れていただければうれしいです。久しぶりの10歳の少年を、元気いっぱい演じたいと思います。

 また先行試写会以外に、9月23日からクラブセガ秋葉原新店とタイトーステーション秋葉原店の2ヵ所で、プライズの先行ロケテストが決定。さらに弊社の電撃マ王にて、コミックの掲載も決定していることが、クリエイティブプロデューサーの平田さんから発表された。

トークの最期には、コミカライズの情報やプライズのロケテ情報なども発表された

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