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「トラフィック解析ツール・ネットワーク型」を海外拠点でも提供

NTT Com、国際インターネットでトラフィック解析とDDoS対策

2011年09月08日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 9月7日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は国際インターネット接続サービス「グローバルIPネットワークサービス」のオプションとして、トラフィック解析およびDDoS攻撃対策が可能な付加サービス「トラフィック解析ツール・ネットワーク型」の海外拠点における提供、同サービスの東京都内における通信拠点(Point of Presence:POP)の増強を実施すると発表した。

トラフィック解析ツール・ネットワーク型の利用イメージ

 トラフィック解析ツール・ネットワーク型は、「グローバルIP ネットワーク」上に設置したツールによって、DDoSの検知・解析とトラフィック解析を提供するサービス。DDoS攻撃の情報を分析し、サーバーやルーターなどに対するDDoS 攻撃対策に活かせるほか、ユーザーのネットワークのセキュリティ対策に役立てることができるという。海外拠点でグローバルIP ネットワークサービスを使っているユーザーは、本サービスを追加で利用可能だ。

 提供地域は、香港、シンガポール、マレーシア、台湾、韓国、オーストラリア、英国、フランス、ドイツ、オランダ、スペイン。料金は地域ごとに異なるため、個別問い合わせとなる。なお、国内での提供料金は、トラフィック解析のみの「ベーシック」で、工事料金30万円、月額料金15万円となっている。

 もう1つの「通信拠点(POP)の増強」は、グローバルIP ネットワークサービスのPOPをアット東京データセンターに新しく開設するもの。提供中のエクイニクスデータセンターのPOPにおいても設備の追加を行なう。この都内の提供POP強化により、国内および海外のコンテンツプロバイダ、ISP、通信事業者の幅広い需要に対応することが可能になるという。

 こちらの提供開始日は、エクイニクスデータセンターPOPが9月7日、アット東京データセンターPOPが9月26日より。

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