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編集部が選ぶ ASCII.jpベストバイ 第8回

先週の注目は日本通信の1GB=3100円SIM

編集部オススメのデジタル製品はコレだ!(8月29日~9月4日)

2011年09月07日 22時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 先週の1週間の間にASCII.jpが取材/紹介した、すべてのデジタル機器の中で、デジモノに目がない編集部員が特に注目した、読者にも注目してほしい製品をピックアップする「ASCII.jpベストバイ」。今回の注目は日本通信の新しいデータ通信用プリペイドSIMだ。

普段無線LANを使っている人にお得なデータ通信SIM

 スマートフォンによるデータトラフィックの爆発は、以前からキャリアによってしばしば語られており、超ヘビーユーザーへの通信速度制御や完全定額制かの以降など、現実の動きが生まれつつある。

 そんな中、「月に数百MBのデータ通信を利用する平均的なユーザーに利益がある」として登場したのが、日本通信のプリペイド式データ通信SIMの「b-mobile Fair 1GB」だ。とはいえ、購入時の価格が1GBで9800円、以降のチャージも1GBあたり8350円というのはさすがに手が出しにくいのも事実だっただろう。

 しかし、新しく登場したのが、上述の「b-mobile Fair 1GB」の新チャージメニューだ。有効期限が30日になる代わりに(従来は120日)、1GBで3100円。これなら割高感は小さくなった。またSIM自体も「1GB定額3100円」と名づけられた新製品が9月10日に3480円で発売される(通販サイトや量販店などでは、若干割引やポイントが発生する)。

 この新SIMに強い興味を持っているのが、スマホ担当のオカモトだ。オカモトはもちろん普段からスマホを活用しているが、会社と自宅では無線LANに接続しており、またスマホで動画を見る習慣がないので、毎月のパケット利用量は300~500MB程度で収まっていたためだ。

 従来のb-mobile Fairでは、旅行/出張時など突発的にデータ通信が増えた場面では割高になってしまう可能性があり、本格的な移行は控えてきたが、この新しいSIMとチャージメニューであればお得さを実感できそうだと計算している。

先週のベストバイ 日本通信「1GB定額3,100円」
メーカー 日本通信 実売価格 3100円
データ通信量 1GB 有効期間 30日
形状 標準SIM or マイクロSIM 担当の
オススメ度
★★★☆(3.5)
注目の理由 2台持ち派でスマホ側で通話しないことに加え、月のパケット利用量が数百MBであればお得。大量にパケットを使う状況が発生しないか不安。

ドコモからも販売されるがソニーの製品
「Sony Tablet S」「Sony Tablet P」

 読者の注目は「Sony Tablet」の2製品。ともに3Gモデルも用意されており、NTTドコモからも販売されるが、あくまでソニーの製品という扱いになるようだ。ハードウェアはソニーならではのデザインを持っているが、タブレット端末が今後日本でどのように受け入れられるのか。ヒット製品になるのか。まだまだ見えてこない部分もある。

二つ折り型の「Sony Tablet P」。こちらは3Gモデルオンリーだ


 そのほか、先週紹介した他の注目製品についてもピックアップしていこう。

プリンストン「iBOW mobile」 (スマホ用のBluetoothコントローラー)
キヤノン「imageFORMULA DR-C125」 (ドキュメントスキャナー)
PFU「ScanSnap S1500」 (紙資料のデジタル化に最適な定番機器)
ソニー「MDR-DS7500」(サラウンドヘッドホンシステム)
ソニー「HMZ-T1」 (噂の3D対応ヘッドマウントディスプレーは実売7万)
シャープ「LC-70X5」 (3D対応クアトロンに70型モデル)

インテル「S1200KP」 (Sandy Bridge版Xeon対応のMini-ITXマザー)
ASRock「Z68M/USB3」 (1万円しないZ68搭載microATXマザー)
インテル「Celeron G440」ほか (Sandy Bridgeコアの格安Pentium/Celeron)


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