F1日本GPまで我慢できない!
先にゲームで鈴鹿サーキットを走った!
最終的にはF1ドライバーを目指す、電アスレース部。去年に引き続きコードマスターズの本格F1ゲーム「F1 2011」には注目していたのだが、なんと発売前に体験プレイができるとのお誘いを受けたので、会場となったお台場の「アレッサンドロ・ナニーニ・カフェ」に行ってきたぞ。
アレッサンドロ・ナニーニ・カフェはお台場のMEGA WEB、HISTORY GARAGE内にあるカフェ。その名の通り、元F1ドライバーのA・ナニーニが全世界に展開するお店なのだ。店内には歴代F1ドライバーの写真やフィギュア、ポスターやグッズなどが所狭しと展示されており、レース好きにはたまらない空間だ。同行した電アスレース部のYK3は、自分がプレイする以外の時間は、レース系グッズの写真を撮ることに命を賭けていたほどである。
プレイさせてもらった「F1 2011」だが、去年からの単なるアップデートというワケではない。もちろん、選手やチームのデータは2011年のものになり、グラフィックエンジンもパワーアップしているので描画も前作以上にリアリティがあるものになった。加えて、本家のF1と同じく、KERSの復活とDRSが採用され、さらにレースの駆け引きが熱いものとなった。そして目玉が、セーフティーカーの採用だ。クラッシュなどで赤旗が発生した場合、実際のF1と同じくメルセデス・ベンツのSLS AMGが先導して、赤旗が解除されるまで整列走行をすることになる。
F1を知らない人のために解説すると、KERSは「Kinetic Energy-Recovery System」の略で、ハイブリッドカーのようにブレーキング時の運動エネルギーを回生充電し、そのエネルギーで一時的にエンジンの出力を増大させるシステムだ。オーバーテイクするときに使ったりする。また、DRSは「Drag Reduction System」の略で、リアウイングを可変させることにより、空気抵抗を減らして最高速度を上げるシステムのこと。使える場所が限られるものの、KERSと組み合わせるとかなりの速度になる。この2つのシステムが、よりゲームを面白くしているのだ。
去年プレイしたときは、初開催ということで韓国の霊岩サーキットをチョイスしたが、今回は小林可夢偉選手が白熱のオーバーテイクを見せた鈴鹿サーキットでプレイ。個人的にも愛車シルビアを全損させた思い出深いサーキットだ。
初登場となるセーフティーカー・SLS AMGを登場させようと、他のクルマに体当たりを仕掛けるものの、鈴鹿サーキットはセーフティーゾーンが広いため、なかなかクラッシュが発生せずに普通にレースが終わってしまった(笑)。だが、F1 2011は存分に体験できたと言える。やはり、KERSとDRSが今作のキモだ。ホームストレートで両システムを使うと、あっという間に350km/h近くまで出て、ブレーキが追いつかずコースアウトしてしまった自分が言うのだから間違いない!(キリッ) KERSは充電しなければ使えないし、DRSはホームストレートでしか使えなかったが、使い方次第ではレース展開をひっくり返せるかもしれない。
F1 2011は発売日が10月6日に変更になったが、F1日本GPが10月7日からと考えると、このうえなくベストタイミングではなかろうか。きっと日本GP観戦後はテンションが上がると思うので、ぜひF1 2011で鈴鹿ラウンドの追体験をしてほしい。できればステアリングコントローラーも買っておくとベストだ。
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F1 2011 (VIP PASS CODE 同梱)コードマスターズ
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