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Sony Tabletハードウェアチェック

「Sony Tablet S」「Sony Tablet P」ファーストインプレッション

2011年09月06日 12時00分更新

文● 後藤宏

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B5サイズで重量600g前後
偏重心デザインによる持ちやすさがポイント

 ディスプレーとして搭載した9.4型の液晶パネルは、1280×800ドットの表示が可能と、このサイズにしては高精細なタイプを採用している。しかも、採用されている液晶パネルはIPS方式で、極めて視野角が広いのが特徴。ほぼ水平な位置からディスプレーを眺めても、表示されている内容が視認できる。

 サイズは、幅が約241.2mm、縦は約174.3mmとB5用紙に近いサイズ感を実現。厚さは最厚部が約20.6mmであるが、徐々に薄くなる偏重心デザインで最薄部は約10.1mmとなっており、ブリーフケースタイプのバッグなど薄いデザインのカバンへの出し入れもスムーズにできそうだ。

片側を厚くして、あえて重心を偏らせるデザインを採用

 また、重量はWi-Fiモデルが約598g、Wi-Fi+3Gモデルで約625gとペットボトル1本よりも少々重いレベルで、片手で持ち歩いてもさほど苦にならない。偏重心デザインで厚い側が重く設計されており、手持ちの場合に安定して持っていられるのが特徴的だ。

持ち運んだり、操作したりする際に安定感が得られるようにしている

 バッテリー駆動時間は、Wi-Fiモデル、Wi-Fi+3Gモデルのいずれもスタンバイ時で約400時間以上を実現。音楽再生で約31時間、ビデオ再生で約6時間を確保。ウェブサイトの閲覧では、Wi-Fi利用時はどのモデルも約6.2時間で、3G通信では約4.5時間となる。3時間を超える大長編映画でも、問題なく視聴できるだけの駆動時間となっており、バッテリー容量を気にすることなく利用できる。

Sony Tablet S
型番 SGPT111JP/S
(Wi-Fiモデル)
SGPT112JP/S
(Wi-Fiモデル)
SGPT113JP/S
(Wi-Fi+3Gモデル)
バッテリー駆動時間 スタンバイ時:約430時間、音楽再生時:約31時間、ビデオ再生時:約6時間、Wi-Fi ウェブ閲覧時:約6.2時間 スタンバイ時:約400時間、音楽再生時:約31時間、ビデオ再生時:約6時間、Wi-Fi ウェブ閲覧時:約6.2時間、3G ウェブ閲覧時:約4.5時間

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