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T教授の「戦略的衝動買い」 第159回

iPad 2で原稿を書くために、究極のキーボードを探す

2011年09月01日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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安定性重視のためか?
キーボードの溝は思ったよりもタイト

 カラーバランス的には筆者のiPad 2(ホワイト)と相性が良さそうなので、ZAGG KEYS SOLO(白)をZAGG Folio用として入れ替えて愛用している。ZAGG Folioのキーボードも、ZAGG KEYS SOLOのキーボードもBluetooth通信で接続される。実用性の有無は別として、両キーボードとも筆者のiPhone 4でもまったく問題なく使用できた。ただし、iPhone 4では一切のカバー類を取り外さなければ、キーボードの溝に収まらないくらいタイトだ。

銀色のZAGG Folio用のキーボード(左)とZAGG KEYS SOLOの白いキーボード(右)

やはり筆者の白いiPad 2にはZAGG KEYS SOLOの白いキーボードが似合う

使用時の状態では、カーボン模様のFolio(2つ折りの紙)の一部がiPad 2を上手く支える構造になっている

iPad 2とAndroidタブレットに共用のZAGG KEYS SOLOは、キーボードの左下にアンドロイド・キーが用意されている。Appleキーとアンドロイドキーの両方の機能が併記されているので少し煩雑な感じはする

すべてのカバーやバンパーを取り除けば、iPhone 4はZAGG KEYS SOLOの溝にキッチリと収まってくれる

ZAGG KEYS SOLOの白モデルはiPhone 4(白)ともデザイン的にピッタリだ

 ZAGGのいずれのキーボードも、さすがにiPhone 4のソフトウエアキーボードとは入力の快適さは雲泥の開きがある。iPhone 4本体と比較すると、大きすぎるキーボードではあるが、1つの選択肢として、iPhone 4+ZAGG KEYS SOLOという選択もあり得ると感じた。

 iPad 2を収納したZAGG Folioは、実測で約1180gになる。これはすでに筆者のSONY VAIO Xより相当重いし、MacBook Airにも迫る重量だ。

あくまでカーボン柄のFolioだが、収納時のイメージは、モバイルPCのイメージだ

iPad Dockやスピーカーといった部分は開放されている

各種スイッチ部分も開放されているので、ZAGG Folioを装着したまま従来通りの操作に支障はまったくない

カーボン柄だが、リトラクタブルな補助足となってiPad 2を支えているのを見ると、本物のカーボンに見えてしまう

 実は、iPadが登場するずっと以前に“タブレットPC”は生まれた。モバイル環境だけを考えた場合、タブレットが生まれた頃も、そして今も、“タブレットはモバイルPCの置き換えなのか?”、”まったく別のコンセプトで、両方所有して両方持ち歩くモノなのか?”その問いに筆者はいまだ答えが見つかっていない。

 MacBook Airがあと300g軽くなり、iPadと同じタッチパネル・ユーザーインターフェースとなり、キーボードを普段は反対側にグルッと折り返すことができたら、筆者的には解決するのかもしれない。さて、そんな素晴らしい時代がやってくるまでは、魅力的な外付けキーボードが発売されるごとに衝動買いを続けていこう。

PCを持たずに、何でもiPadの旅は、まだまだ終わらない……

T教授

今回の衝動買い

アイテム:「ZAGG Folio
ZAGG KEYS SOLO
価格:ZAGG Folio(99.00ドル)、ZAGG KEYS SOLO(69.99ドル)( ZAGG MATEにて購入)

T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるhttp://www.facebook.com/KOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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