楽天リサーチと楽天が運営する電子書籍ストア「Raboo」は8月30日、電子書籍に関するインターネット調査を実施し、その結果を発表した。
調査結果によると、電子書籍の認知度は「よく知っている」（20．2％）、「やや知っている」（50．8％）で、大半の人が電子書籍を認知していることが分かった。電子書籍の今後の利用意向は、「利用したこともあるし、今後も利用したい」（13．3％）、「利用したことは無いが、今後利用したい」（44．0％）。昨年に比べ利用意向層は7ポイント減少し、勢いは収まりつつある。
電子書籍利用意向者を対象に、どの端末で読みたいか聞いたところ、「パソコン」（45．9％）、「スマートフォン」（33．9％）、「iPadなどのタブレット型多機能携帯端末」（30．0％）。昨年の調査に比べ、スマートフォンは 18．7ポイント増と躍進し、タブレット型多機能携帯端末を上回った。また、電子書籍専用端末がいくらなら購入するか聞いたところ、「5000円以下」が45．0％と最も多かった。
調査は8月3日から4日にかけて、楽天リサーチ登録モニターの中から、全国の20～69歳の男女計1000人を対象に実施した。
■「電子書籍に関する調査」（http://research.rakuten.co.jp/report/20110830）
