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ファイルストレージ仮想化ソリューションの新製品「ARX1500」「ARX2500」登場

高速化したファイルストレージ仮想化のF5 ARX新モデル

2011年08月08日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 8月5日、F5ネットワークスジャパンはファイルストレージ仮想化ソリューション「ARX」のハードウェアプラットフォーム新製品「ARX1500」と「ARX2500」を発表した。ARXのラインナップを主に中規模のファイルストレージ環境に向けて拡充した製品で、優れた拡張性と性能を備えた先進的なデータ管理ソリューションを低価格で提供するとしている。

ファイルストレージ仮想化ソリューション「ARX」のハードウェアプラットフォーム新製品「ARX2500」

 今回発表したARX1500/2500は、既存のARXと比較して、拡張性/コストパフォーマンスを大幅に向上した、新しいミットレンジのハードウェアだ。ラインナップの追加投入によって、シリーズを拡張するとともに、中規模事業者も含むあらゆる事業規模へと製品を強化し、ユーザの事業拡大に合わせたデータ管理をサポートする。比較的規模の大きくない事業者には拡張性、パフォーマンスを大幅に強化したARX1500を、中~大規模事業者には10Gbps Ethernetのネットワークインフラに対応したARX2500を提供していくという。

中規模ファイルストレージ環境向けの「ARX1500」

 ARX1500は、既存モデルARX500と同様に中規模ファイルストレージ環境向けに設計されているが、ARX500と比較して2.5倍のユーザー数、4倍のネットワークスループットの拡張性を保持する。加えて、冗長電源を標準搭載していることで、信頼性が向上している。価格は546万円から。

 一方、ARX2500は、既存の同クラス製品ARX2000と同等の価格帯で、10GbE接続ポートを搭載する。1GbE接続のARX2000と比較して2倍のスループットを提供し、冗長電源も標準搭載している。価格は1400万円だ。

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