デスクトップは価格の安さよりもスペックで決める
デスクトップでは圧倒的にスペックを重視する声が高い。ノートPCより場所を取るものをわざわざ買うのだから、これは当然の結果だろう。自由回答で聞いたパソコンの主な用途は、RAW現像、ゲーム、動画鑑賞、エンコード、イラスト制作、作曲など。
スペックを最も重視するの48.2%に対して、価格を最も重視するは13.3%。コスト性能というよりは、デスクトップには最高性能を求めたいという印象が強い。
市場では省スペースかつスタイリッシュな液晶一体型パソコンの人気も高いが、デザインを最も重視するという声は3.5%(複数回答でも35.2%)と相対的に少なかった。次にデスクトップPCを買うなら……という設問でも、液晶なしのデスクトップPCは58%、液晶ありのデスクトップPCは14.7%、液晶一体型PCが10.2%とセパレートタイプの人気が高い。
自由回答を見ると、「静かでよく冷える」など、ファンノイズと冷却性能のバランスを求める声が多かった。こうした一般性のある回答のほかに、特定のメーカーや製品にこだわりを持っている人が多くいることも分かった。例えば以下のようなものだ。
- CPUはインテル製以外は考えられない
- AMD派なので、インテル入ってないにこだわっています
- きちんと冷却できていてRADEONじゃないとダメです
- Z68チップセット以外ない
- 電源は80PLUS GOLDじゃないと認めない
- ケースの横幅が24cm未満は問題外
- RAID 0がデフォ!
ただしこのあたりは個人のこだわりという要素が強いのか、全体を通して多数派と少数派が分かれると言った顕著な違いは見受けられなかった。
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