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楽天がドイツ市場に参入、独EC業者トラドリアを買収

2011年08月01日 09時45分更新

記事提供:通販通信

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 楽天は7月28日、ドイツ大手EC事業者Tradoria社(トラドリア)の株式80%の取得を完了し、子会社化したと発表した。

 ヨーロッパ地域においては、昨年のフランス市場に続く2例目のEC事業での参入となる。

 トラドリアは2007年に設立、中小規模の店舗を対象としたマーケットプレイス事業をドイツで展開。現在、出店店舗は約4400店を超え、800万点にのぼる家具、ファッション、アクセサリーをはじめとした幅広い商材を取りそろえている。

 楽天とトラドリアは、楽天が培ってきたEC事業における先進的なサービス機能や経営手法のノウハウをトラドリアに取り入れることで、ドイツの消費者に快適で、楽しいインターネット・ショッピング環境を提供。また楽天の子会社で、フランスのECサイトを運営するPriceMinister社との協業を検討し、将来的には、アジア地域、北米、南米など、楽天がすでに展開している各国・地域におけるECサイトとの連携も予定している。

 ■「Tradoria.de」(http://www.tradoria.de/

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