このページの本文へ

前へ 1 2 次へ

長~く使える極上のPCケース2011 ― 第5回

読者プレゼントあり

長~く使える極上のPCケース2011【アンテック編】

2011年07月22日 15時00分更新

文● 宇野 貴教

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 アンテックのPCケースは、シンプルかつ長く使っても飽きがこないのが特徴だ。特に「P180」シリーズや、「SOLO」、「NINE HUNDRED」シリーズは、自作ユーザーから高い支持を得ている。 全国のショップで集計される実売データをもとに年間販売台数第1位のベンダーを表彰する「BCN AWARD」に、アンテックのPCケースは2008年以降4年連続で最優秀賞に輝いているのがその証拠だ。
 今回はそのなかから、発売予定の「SOLO II」の製品サンプルと、定番製品の改良モデル「P183 V3」を紹介しよう。

記事の最後に読者プレゼントがあります

SOLO II

●発売日:8月末発売予定
●実売価格:未定

直方体に近いシンプルなデザインだが、ピアノブラックによる光沢のある外観は美しい

人気静音ケースの後継モデルがついに登場

 SOLO IIは、さまざまな振動防止の工夫を搭載し、静音PC向けケースとして特化した「SOLO」の後継モデルとなる製品である。一見すると前モデルとあまりかわらない外観であるが、外装だけでなく内装もブラックで統一されるなどの変更が加えられている。

フロントパネルに通気口が一切なく、冷却よりも静音性を重視した作り。5インチベイが2つのみとシンプルなのも特徴的だ拡張スロット付近に通気口があるくらいで、リアパネルに目立った特徴はない

フロントファンは120mm角が搭載可能に

 カラーリングは光沢のあるピアノブラック。フロント部分に吸気口がないSOLOの特徴はそのままSOLO IIに継承されており、吸気はフロントカバーのサイドにある吸気口から取り入れられる仕組みだ。これもなるべく音が漏れないようにという、静音のためのものである。

内部の音が漏れにくいように、吸気口はフロントパネルの両サイドにあるフロントパネルは開閉式になっている。フロントファン取り付け部分にはフィルターがついているなど防塵対策が施されている

 サイドパネルは内部ノイズを遮音するためにポリカーボネートを張り合わせた二層構造になっており、サイドダクトは搭載されていない。前モデルのSOLOは内部塗装が施されていなかったためポリカーボネート部分が不自然に目立っていたが、SOLO IIではブラック塗装に溶け込んでいるため、パッと見では二層になっていることに気がつかない。

サイドパネルはピアノブラックで統一。通気口はフロントパネル脇部分にあり、サイドダクトなどは用意されない内部もブラック1色だが、こちらは光沢のないタイプ。拡張カード設置部分は大きくスペースが空けられている

 ケース内部は電源ユニットを上部に置くスタンダードな作り。電源ユニット設置部分には通気口があり、ファンの位置が合う電源ユニットなら天地逆にすることで、外気で直接電源ユニットを冷却できる仕組みだ。冷却ファンは、アンテック製120mm角ファン「TrueQuiet120」をリアに1基搭載している。さらにフロントに120mm角ファンを2基増設可能だ。

電源ユニットの取り付け部分には通気口がある。ファンの位置などの条件が合えば外部吸気が可能。なお、電源を支える支柱が横に走っているが、製品版ではリベットではなくネジ止めに変更され、取り外し可能になる搭載ファンは、アンテック製の120mm角ファン「TrueQuiet120」(実売価格1380円前後)。ファンの四隅には振動を抑制し、静音性を高めるシリコングロメットが装着されている

防振ゴムに加え防振ベルトをベイに追加

 SOLOシリーズといえば、もっとも気になるのは静音性だ。アンテックの3.5インチシャドウベイのトレイは、トレイとHDDの間に振動防止シリコンゴムグロメットをはさみ、HDD底面からネジで固定する仕組みを採用している。
 このSOLO IIでもそれが採用されているが、これに加え伸縮性のあるゴムベルトが設置されている。このベルトにHDDをつり下げてネジ止めせずに使うもよし、ネジ止めとベルトを併用してガッチリと固定するもよしと、ユーザーの好みに合わせたHDD設置が可能になっている。

3.5インチベイは3つ。中段と下段には振動防止のためにゴムベルトが用意される静音に特化したからだろうか、5インチベイは2つと少なめ。下段にスロットインタイプのベゼルが取り付けられているが、これは製品版では変更になる

 ただ、このような凝った作りのため3.5インチシャドウベイは3つしかなく、最上段のベイにはベルトが搭載されていない。また、5インチオープンベイも2つのみと、最近のケースとしてはベイの数がかなり少なめだ。ただ、オープンベイを増やすと開口部も増え、それだけ騒音が外に漏れやすくなるので、これは静音ケースというコンセプトに沿った正しい設計とも言える。

底面に5インチベイ固定用のアタッチメントをはめ込める。なくすと困るパーツなので、ケース内に格納できるのはうれしいフロントアクセスポートには、USBとオーディオを用意。USBは4基のうち2基がUSB3.0対応コネクターになっている

 前モデルから大幅な変更点は少なく、マイナーチェンジモデルという印象を受けた。ただ、防振ベルトとフロントファンの口径アップは、静音ユーザーにとってうれしいポイントである。静音向けとして新たな定番モデルとなるだろう。

※:本記事のSOLO IIは、試作サンプルになります。製品版とは仕様が異なる場合がございますのでご了承ください。

(次ページへ続く)

前へ 1 2 次へ

この特集の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

最新記事

ASCII.jp特設サイト

ピックアップ

デル株式会社

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中