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T教授の「戦略的衝動買い」 第153回

ついに我が家で6枚目、新モデルの「BoogieBoard」は電池式

2011年07月14日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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スマートフォンの液晶画面をペンで擦る独特の感覚の嫌いな人でも、Boogie Board上に字や絵を描くことには抵抗のない人が多い。Boogie Boardの素晴らしい点はその筆記感覚だ

 市場に存在する紙のサイズは、新聞紙大の大きなモノから、ミントサイズの極小モノまでその種類は多種多様だ。個人差はあるが、筆者は昔から紙のサイズにはその大きさに応じて、向いた仕事や使い勝手があって、それらを無視すると、生産効率の低下やストレスになると思っている。

 程度問題だが、大きな面積を占有して使うことができれば、ゆったりしたアイデアや大きな考え方ができるようになることが多い。捨てない限り、記録が残る紙のメモが良いときもあれば、思いついたアイデアが一時的に速攻で筆記できるだけで目的を達成できるときもある。速効性という観点ではパソコンは無用の長物になりつつある。

 速効性と紙を使わないECO的雰囲気に目を付けたのが、全米で大ヒットし日本国内でも米国市場を追う形で発売された「Boogie Board」だ。筆者も米国で販売されてすぐに衝動買いして当コラム上でご紹介した。

紙のメモはそのサイズによって向き不向きがある。それ故、多くのサイズがある

昔からあるBoogie Boardのご先祖様だ。幼稚園児や小学生がいる家庭ではお馴染みだ

我が家には、オリジナル米国版を含めBoogie Boardが数枚ある。全部現役で活躍中だ

BB-1(初代モデル)はA5版メモのイメージだ

 そんなBoogie Boardも米国内での発売から1年以上が経ち、ユーザーの要望でもあった一回り大きなサイズの「BB-2」が、国内の代理店である株式会社キングジムから発売された。初代モデル(BB-1)の筆記エリアは約8.5インチ、今回発売の新モデル(BB-2)は10.5インチと一回り大きい。

一回り大きく成長したBB-2

Boogie Board の2つのサイズを比較すればそのサイズ差は一目瞭然だ


「戦略的衝動買い」とは?

 そもそも「衝動買い」という行動に「戦略」があるとは思えないが、多くの場合、人は衝動買いの理由を後付けで探す必要性に迫られることも多い。

 それは時に同居人に対する論理的な言い訳探しだったり、自分自身に対する説得工作であることもある。このコラムでは、筆者が思わず買ってしまったピンからキリまでの商品を読者の方々にご紹介し、読者の早まった行動を抑制したり、時には火に油を注ぐ結果になれば幸いである(連載目次はこちら)。

(次ページへ続く)

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