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冗長構成や異なるサーバーのストレージ間でのミラーリングなど対応

低価格な汎用ハードをストレージ化!VA Linux「VA Storage」

2011年07月11日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 7月8日、VA Linux Systems Japanは汎用ハードウェアを利用したストレージ仮想化ソフトウェア「VA Storage」を発表した。

汎用ハードウェアを利用可能な「VA Storage」

 VA Storageは、同社が独自に開発したスケールアウト型のストレージ仮想化ソフトウェア。NFSやiSCSIをサポートしており、システム全体を専用ストレージとして構築する。システムを無停止でリソースを追加できるため、ストレージ容量の段階的な導入や拡張も可能だ。汎用ハードウェアを仮想的に統合することで大容量のストレージ環境を柔軟に構築し、ストレージの利用効率の向上を図ることができるという。また、スケールアウト型の構成により、スモールスタートから大規模環境まで、ビジネスの成長に合わせたストレージ容量を低コストで実現する。

 2~8重化による冗長構成、異なるサーバーのストレージ間でのミラーリング、障害監視やデータ自動修復といったリライアビリティ機能のほか、スナップショット機能なども提供する。また、異機種混合のストレージ環境の構築が可能なため、既存の資産の活用も可能だ。

 価格は同社に問い合わせのこと。

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