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あの青いガチャピンとムックの正体も判明

次世代WiMAXで実測150Mbpsを見た!スタートは2013年

2011年07月06日 16時30分更新

文● ASCII.jp編集部

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 UQコミュニケーションズが、次世代技術「WiMAX 2」のフィールドテストを実施。メディア向けに記者発表会およびテストの様子を公開した。

実際の無線によるWiMAX 2のテストで150Mbpsオーバーの速度を実際に観測できた

予定どおりであれば2013年の早い段階に
下り最大165Mbpsでサービス開始

 WiMAX 2(IEEE802.16m)は、現在すでにサービスが展開されているWiMAX(IEEE802.16e)に対し、後方互換を維持している技術で、帯域幅が40MHzであれば、下り最大330Mbpsの速度を実現する。国際的にもIEEEに続き、今年5月にはWiMAXフォーラムでの標準化が完了している。

正式なサービススタートは2013年の早い段階を予定している

 UQコミュニケーションズでは、現在同社がWiMAXで利用している周波数帯に隣接し、過去「モバHO!」(モバイル放送)に割り当てられていた2.625GHz以降を獲得し、この新しい周波数帯でWiMAX 2のインフラを整備する予定だ。ただ無事周波数の免許が下りるとしても「現実的には20MHz幅だろう」(同社代表取締役 野坂章雄氏)とのことで、下り最大165Mbps/上り最大55Mbpsの速度で、2013年前半のサービス開始を目指している。

動いているバスの中でも100Mbpsの速度が出る

 今回のフィールドテストは、サービス開始に向けて大手町周辺で実施しているものだ。基地局は同社の筆頭株主であるKDDIのビルに設置。端末側は専用のバスに取り付けられたアンテナを経由して、電波を受信している。

写真のテスト専用バスに乗車。屋根の上には4×4 MIMO用に4つの受信用アンテナが設置されていた

 メディア関係者を乗せたバスは、まずはそのビルの前に停車。静止状態で実測150Mbpsを超えるスピードを観測することができた。

 また、WiMAX 2で進化した要素として、4×4のMIMOを用いている点もある(既存のWiMAXでは2×2 MIMO)。MIMOは送信側/受信側双方に複数のアンテナを用意し、同一周波数帯でそれぞれのアンテナから異なる信号を送信することで、通信速度を高速化する技術だが(4×4では送信側/受信側ともに4本)、アンテナの本数が増えるほど、移動時や遠距離での安定した通信が難しくなる。

基地局があるKDDIのビルが見える場所では、動いているバスの中でも100Mbpsオーバーの速度が実現されていた
皇居近くの内堀通りに入ると40Mbps前後に速度は落ちた。ここは皇居や内堀で開けているため、ビルによる反射波が得られなくなり、4×4のMIMOが有効に機能しないのだ

 しかし、今回はバスが走行している最中も100Mbps前後のスピードが出続けるなど、WiMAX 2のフィールドテストが順調であることをアピールした。

これまでのテストでは基地局から500メートル離れた場所でも4×4 MIMOの効果で100Mbps超のスピードを観測したとのこと。都市部の過密エリアではすでに200~300メートル程度ごとに基地局を配置しているので、都市部であれば100Mbpsクラスのエリアを実現できるのではないかとした

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