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開発者の情熱! スマホ&アプリ、サービスの生みの親に聞く! 第1回

フィーチャーフォンからスマホへの架け橋に~MEDIAS WPインタビュー

三種の神器を装備したMEDIAS WPは最強!?

2011年07月13日 15時00分更新

文● 二瓶 朗

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男性ユーザーからも防水の要望が多かった

──防水に関しては、ユーザーの要望は多かったのでしょうか?

清水 多かったですね。というよりも、すでに端末に新しく防水機能を搭載するというフェーズではなくなっていると思うんです。一般的なケータイユーザーにとっては「ケータイに防水機能があって当然」という感じを受けます。そのため、従来のスマートフォンに防水機能がないことが、逆に不自然なことだったのではないでしょうか?

水に濡れても若干反応が悪くなるくらいで、ある程度の操作はできる

──ということは、スマートフォンにとっても防水機能は標準機能となる?

清水 そういうことかもしれません。弊社としても極力努力します(笑)。ちなみに、防水機能を望んでいるのは女性だけかと思われがちですが、意外と男性も防水機能を求めています。

──それは意外ですね。具体的にどういったところで防水機能が求められますか?

清水 男性の場合、スマートフォンをジャケットやシャツ、ズボンのポケットに入れることが多いのです。このとき、体から出る湿気が端末にとってダメージになることがあるんですね。それから、業務のために雨が降っている屋外で端末を操作するケースもあり、そういった点から、防水機能を望むユーザーが少なくなかったということです。

──防水も含め、「全部入り」(Felica、赤外線、ワンセグなど)のニーズはユーザーから高かったのでしょうか?

清水 そう認識しています。防水機能に加え、フィーチャーフォンとしての基本機能として「ワンセグ」「赤外線」はスマートフォンにおいても「あって当然」、もはや外せない機能になりつつあるでしょう。

──ワンセグはともかく、赤外線は意外だったんですけど……

清水 フィーチャーフォン時代から、赤外線を使ってお互いの連絡先を交換するのはごく普通のことです。赤外線非搭載のスマートフォンを使っているユーザーから、搭載要望が多い機能ですね。今後、フィーチャーフォンとスマートフォンのユーザーが混在するでしょうから、やはり必須の機能の1つといえます。

ワンセグのアンテナは伸ばすこともできるが、普段は本体とほぼ同化しており、目立たない

──ちょっと気になったんですが、音量ボタンが本体サイドではなくて本体裏面のカメラの隣に設置されています。これはなぜですか?

清水 意外な設計に思えるかもしれませんが、耳に当てながら音量を調整するときにはとても操作しやすいんですよ。本体サイドに音量ボタンがあると、本体を握ったときに誤操作もあるのですが、そういったこともなくなります。

音量ボタンは背面のカメラの横についている(+、-のボタン)

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