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ザコン跡地にAKIBAカルチャーZONEがオープン

2011年07月01日 19時45分更新

文● 伊藤 真広

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 秋葉原の街がパソコン全盛の時代には、ラオックス ザ・コンピュータ館は街のシンボルともなっていた。しかし、2007年9月の閉店以降は新たなテナントも入ることなく、萌えブームに盛り上がる秋葉原でひっそりと影を落としていたあの場所が、7月1日にAKIBAカルチャーZONEとしてリニューアルオープン。新しい街の顔として再出発した。

以前のラオックス ザ・コンピュータ館の面影はなくなり、現在の秋葉原の流行りを感じさせる外観へとなり生まれ変わった“AKIBAカルチャーZONE”

AKIBAカルチャーZONEの出入口は、神田明神下の交差点から中央通りに向かう通り沿いに2ヵ所、ビル裏手に1ヵ所の合計3ヵ所となっている

 7月1日のオープンに合わせて、AKIBAカルチャーZONEで営業を開始したのは、ラジオ会館の建て替えにともない移転となった、K-BOOKS秋葉原新館と同秋葉原本館の2店舗。

 これまでラジオ会館の1フロアを2つに分けて営業していた両店舗だったが、今回の移転先では漫画や小説、雑誌などの新品を扱うK-BOOKS秋葉原新館が1階で展開。中古の書籍やアニメCD、DVD、グッズ、同人誌などを扱う秋葉原本館が2階で展開した。今までの店舗に比べて、フロア面積は約1.5倍、取り扱いアイテム数も約1.5倍へと拡充している。

 基本的な取扱商品に変更はないものの、新品書籍を扱う新館ではライトノベルの取り扱いを強化しているとのこと。移転オープンに合わせて、著者のサイン入り本を多数用意して販売を行なっていた。
 さらに“秋葉原店移転リニューアルオープン記念イベント”を、7月1日スタートの第1弾から8月6日スタートの第6弾まで実施する予定。購入する金額に合わせたリニューアルオープン記念グッズがプレゼントされるという。詳しくは、K-BOOKSのウェブサイトで告知されているので、そちらをご覧頂きたい。

 新たにこの場所でオープンする意気込みをショップスタッフに聞いてみたところ「秋葉原に足を運んでくださるお客様が、必ず足を運んでいただける秋葉原の新しいシンボルとなるように心がけていきたい」と話していた。
 ちなみにAKIBAカルチャーZONEに7月1日オープンしたのはK-BOOKSの1、2階の2フロアのみとなっているが、現在の秋葉原をリードする萌え系と呼ばれるショップの入居が予定されているとのこと。明確な時期や店名については、最終的な決定が出ていないが、AKIBAカルチャーZONEが秋葉原の新名所になることを期待したい。

こちらはK-BOOKS秋葉原新館。新品の雑誌や、コミック、ライトノベル、画集などを扱う。オタク専門書店として、日本屈指の品揃えとフロア面積だろう

今回の移転オープンに伴い、拡充したというライトノベルコーナー

オープン初日に販売されていたサイン本はこちら。サイン本コーナーはライトノベルコーナーの向かいの平台

2FのK-BOOKS秋葉原本館では、中古の同人誌や、書籍、AVソフト、グッズ、テレカなどを販売している

移転オープンの記念イベントのプレゼントは、無くなり次第終了予定となっている

店舗情報

K-BOOKS秋葉原新館/秋葉原本館
住所:東京都千代田区外神田1-7-6 AKIBAカルチャーZONE 1F/2F
営業時間:11:00~20:30
定休日:年中無休
電話:秋葉原新館:03-5297-5065
秋葉原本館 グッズ・テレカスペース:03-3255-4866
秋葉原本館 ソフト・コミックス・男性向同人誌スペース:03-5295-1517

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