インプレスR＆Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は6月28日、「インターネット個人利用動向調査2011」を発表した。
調査によると、スマートフォンの所有率は昨年の6．5％から14．8％へと大きく上昇し、購入を検討している層も33．1％と昨年のほぼ2倍になった。特に男性20代（29．6％）、女性20代（25．3％）、男性40代（22．7％）、男性30代（22．5％）で所有率が高く、若年男性だけでなく女性にも広まっていることがわかった。一方、iPadやGALAXY Tabに代表されるタブレット端末の所有率は3．0％だった。
また、スマートフォンでインターネットをよく利用する「スマートフォン派」が14．2％に拡大し、昨年の20代～30代の男性が中心から一般化し裾野が広がった。Twitterなどのマイクロブログの利用率は、昨年比6．5ポイント増の16．2％。電子書籍を読みたい端末は、スマートフォン42．9％、タブレット端末29．4％だった。
調査方法はネットリサーチ、調査対象は自宅からインターネットを行う13歳以上の個人。対象地域は岩手県、宮城県、福島県を除く44都道府県。有効回答数は3321。
■「インターネット個人利用動向調査2011」 （http://www.impressrd.jp/news/110628/hakusyo_11）
