Lenovo Ideaシリーズ大研究 第73回
最新スペックを詰め込んだ拡張性高いミドルタワーPC
3D対応の個人向けハイエンド機「IdeaCentre K330」に迫る!
2011年11月23日 11時00分更新
BDも3D映像も3Dゲームも楽しめる贅沢ミドルタワーPC
IdeaCentre Kシリーズは、レノボのコンシューマ向けフラッグシップマシンだ。存在感のあるミドルタワーケースに最先端の技術を詰め込んだゲーミングマシンとなっている。
今回紹介する「IdeaCentre K330」は、最上位の構成を選択すると第2世代 インテル Core i7 プロセッサーが搭載されるハイエンドPC。書き込み対応のBlu-ray Discドライブも搭載され、さらに3D映像も楽しめるという贅沢なモデルだ。
発売時期:2011年1月
ハイスペックを詰め込んだフラッグシップマシン
レノボのPCといえば、ビジネス色の強いThinkシリーズと、デザインや使いやすさにこだわった店頭モデルのIdeaシリーズなどが思い浮かぶ。その中で異彩を放っているのが「IdeaCenter Kシリーズ」だ。
IdeaCenter AシリーズとBシリーズが一体型のボードPCスタイルを採用している中、コンシューマ向けでは唯一のセパレートスタイルを採用。しかもスリムタワーではなく拡張性の高いミドルタワーケースが採用されており、どっしりとした存在感がある。
ラインアップとしては3モデルが用意されており、全体的にミドルクラス以上のスペックとなっている。しかも全モデルがビデオカードを追加したグラフィックス強化モデルだ。
最下位モデルとなる「77272KJ」でもCPUにCore i5-2300(2.8GHz) プロセッサーを採用し、4GBのメモリーと500GBのHDDを搭載している。家庭での利用には十分なスペックだ。上位モデル2つはCPUにCore i7-2600(3.4GHz) プロセッサーを採用し、8GBのメモリーと2TBのHDDを搭載したハイスペック構成。さらに80GBのSSDを、OSなどをインストールするプライマリードライブとして利用することで、より高速な動作を実現している。
特に最上位モデルとなる「77272HJ」は、書き込み対応のBlu-ray Discドライブを搭載した上に3D表示に対応した23型ワイド液晶を同梱。立体的な映像でゲームや映画を楽しんで欲しいというメッセージが打ち出されている。
おもしろいのは、これだけハイスペックであるにも関わらずテレビチューナー搭載モデルが存在しないことだろう。ゲーミングマシンという方向にしっかり舵を切っている印象だ。
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