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日本HP、個人向けノートの2011年夏モデルを発表

2011年06月29日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 日本ヒューレット・パッカードは29日、個人・家庭向けノートパソコンの2011年夏モデル7機種の新製品を発表した。全機種がOSをWindows 7の「Service Pack 1」に更新したほか、最新CPUやGPUに対応したコストパフォーマンスの高い製品がラインナップされている。店頭販売モデルの価格は、全機種オープンプライス。

14型の「ホームモバイル」
dv4-3100

「HP Pavilion dv4-3100」。左のボディーカラーは「エスプレッソブラック」、右は「ルビーレッド」

 15型クラスのスタンダードノートより一回り小型な14型ディスプレーを搭載した、「HP Pavilion dv4-3100」が新登場した。14型/1366×768ドットのディスプレーを搭載し、本体の重さは約2.2kgと、家庭内でのちょっとした移動に適した「ホームモバイルPC」向け製品としている。同社直販サイト「HP Directplus」にて販売される。

 低価格ながら性能が充実している点も特徴の製品である。CPUには最小構成のPentium B940(2GHz)から、最高でCore i5-2410M(2.30GHz)を選択可能。グラフィックス機能にはRadeon HD 6750M(ビデオメモリー1GB)を標準搭載。アプリケーションに応じてCPU内蔵グラフィックスとRadeonを切り替えて動作する「スイッチャブルグラフィックス」にも対応するなど、スタンダードノートの中では高い性能を実現できる。また、光学ドライブにBD-ROMドライブを選択することも可能である。

 またバッテリー駆動時間も約6時間と、スタンダードノートとしては比較的長時間となっている。OSにはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。Officeソフトとして、Office Personal 2010またはOffice Home and Business 2010のプレインストールも選択できる。価格は5万円前後から。本日から販売開始の予定。

HP ENVY17-2100

HP ENVY17-2100

 大型AVノート「ENVY17」シリーズの新製品として、「HP ENVY17-2100」が登場した。HP Directplusモデルと店頭販売モデルの両方が用意される。

 外観やハードウェア構成は、2011年4月に発表された「HP ENVY17-2000」とほぼ同等である。違いはOSがWindows 7 Home Premium 64bit版のSP1に更新された点と、HP Directplusモデルのストレージ構成に、「300GB SSD+750GB HDD」や「1.5TB HDD RAID 0(750GB×2)」といった構成が追加されたことなど。また、店頭販売モデルは標準保証が3年に延長されている(HP Directplusモデルは1年)。

 搭載ディスプレーは17.3型ワイド/1920×1080ドット。CPUには店頭販売モデルがCore i7-2630QM(2GHz)を搭載。HP Directplusモデルは最高でCore i7-2820QM(2.30GHz)まで選択可能。グラフィックス機能には標準でRadeon HD 6850M(ビデオメモリー1GB)を搭載するなど、性能面も充実している。

 OSにはWindows 7 Home Premium SP1 64bit版を搭載。店頭販売モデルにはアドビ システムズの画像編集ソフト「Adobe Photoshop Elements 9」と動画編集ソフト「Adobe Premiere Elements 9」がプレインストールされている。HP DirectplusモデルはOffice Home and Business 2010のプレインストールも選択できる。

 予想実売価格と発売日は、店頭販売モデルが17万5000円前後で、7月8日発売の予定。HP Directplusモデルは10万円前後からの予定で、本日販売開始の予定。なおSSD+HDDモデルのみ、7月下旬発売の予定。

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