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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” ― 第205回

葛西臨海公園で出会った猫の想い出写真

2011年06月24日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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目が合ったら、ささっと逃げて茂みにはいってしまった猫。でも猫を撮れる隙間はどこかしらにあるのであった。撮っていたら、じろっと睨まれた(2011年6月 ニコン D7000)
目が合ったら、ささっと逃げて茂みに入ってしまった猫。でも猫を撮れる隙間はどこかしらにあるのであった。撮っていたら、じろっと睨まれた(2011年6月 ニコン D7000)

 東京と千葉の県境は江戸川である。江戸川が境になったのは江戸時代のことで、それ以前、武蔵国と下総国の境は隅田川だった。だから、隅田川にかかる「両国橋」は両方の国をつなぐ橋という意味。

 江戸川の河口を挟んで、千葉側にあるのが東京ディズニーランド、東京側にあるのが葛西臨海公園だ。

 わたしは23区の西の端である世田谷区に住んでいるので、東の端にある葛西臨海公園はかなり遠いところというイメージがあり、今まで4回しか行ったことがない。しかも、どれも写真の作例としてモデルさんを撮るというお仕事。

 先日も某社某誌の仕事で撮影に行ったのだが、撮影が終了して出口に向かって歩いているとき、猫を見つけた。もう仕事写真は終わったからいいかな、とモデルさんと編集さんを待たせてひとりで猫撮影会開始。

 茂みの奥に隠れた猫をそーっと撮っていたのであった(冒頭写真)。

 撮りながら思い出したのである。そういえば、葛西臨海公園で撮影したときは毎回猫に出会っていたなあ、と。

 わたしのことだから、猫を見つけたらモデルさんそっちのけで撮っていたに違いない、と。

 古い写真を発掘したら、案の定ありました。最初は2003年。思い出した。橋のたもとで休憩していたら、猫がわらわらと出て来たのだ。

橋の下で黒猫一家発見。よく見ると3匹おります。まだ肌寒い3月だったので、岩場で日向ぼっこしていたんだと思う(2003年3月 ニコン COOLPIX3100) 同じ岩場のちょっと先に別の猫が2匹。この2匹はじっとせず、うろうろ歩き回っておりました(2003年3月 ニコン COOLPIX3100)
橋の下で黒猫一家発見。よく見ると3匹おります。まだ肌寒い3月だったので、岩場で日向ぼっこしていたんだと思う(2003年3月 ニコン COOLPIX3100)同じ岩場のちょっと先に別の猫が2匹。この2匹はじっとせず、うろうろ歩き回っておりました(2003年3月 ニコン COOLPIX3100)

 黒猫写真の方は、よく見ると3匹いる。合計5匹。近づくでも離れるでもなく、適当な距離を保って日向ぼっこしておりました。

 この頃のデジカメはまだ300万画素だったなあ。300万画素でもあまり困ってなかったなあ。誰が1600万画素なんて欲しいと思ったのだろう。

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