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3つの観点から見る、ThinkPadのテクノロジー

史上最薄ThinkPad、その実現のため技術者が取り組んだこと

2011年06月23日 06時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 ThinkPad史上最薄をうたう、レノボ・ジャパンの新製品「ThinkPad X1」。厚さ21.3mm(最薄部では16.5mm)と非常に薄い本体だが、一方で標準電圧版のCore i5プロセッサーを搭載し、十分なバッテリー駆動時間も確保している(SSDモデルでは約5.8時間)。スペック面での妥協がない1台だ。

レノボ大和研究所のThinkPad X1開発陣

 またゴリラガラス採用のディスプレーや、個々のキートップに間隔を置いた“アイランド・キーボード”(浮石型)、キーボード面が光るライトの採用など従来のThinkPadとは異なる趣向もある。クラシックなどと言われる伝統的なThinkPadのデザインを踏襲しつつ、ThinkPad Edgeシリーズのような先進的な雰囲気も兼ね備えた、2011年のThinkPadの姿がそこにはあるように思える。

ThinkPad X1

 今回はそんな“ThinkPad X1を支える技術”について取材した。その内容は多岐にわたるが、ここでは以下の3点に絞って紹介する。

ThinkPad X1──薄型化へのチャレンジ

  • モバイルでも高性能かつ静穏な冷却機構
  • 薄くても割れにくい、液晶ディスプレー
  • ユーザビリティーを損なわないキーボード

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