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モバイルから17型まで 日本HPが法人向けノートを発表

2011年06月23日 11時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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 日本ヒューレット・パッカードは23日、法人向けノートパソコン「ProBook」シリーズ2機種と「EliteBook」シリーズ5機種の新製品を発表した。最新CPUに対応するほか、ピークシフト機能への対応も予定されている。同社直販サイト「HP Directplus」のほか、HP Directplusコールセンター、日本HP販売代理店にて販売される。

 ピークシフト機能は、BIOSおよび電力管理設定ツール「HP Power Assistant 2.0」などのソフトウェアアップデートとして、同社ウェブサイトにてダウンロード提供される。提供開始時期は7月下旬以降の予定。対応機種は本日発表された製品を含む、2011年に発表されたビジネスノート製品となる。

ProBookシリーズ

 ビジネスユーザー向けノート「ProBook」シリーズの新製品としては、13型級のモバイルノート「HP ProBook 5330m Notebook PC」と、17型級の大型ノート「HP ProBook 4730s Notebook PC」が発表された。搭載CPUやメモリーは、注文時に選択できる。

HP ProBook 5330m Notebook PC

 5330mは13.3型ワイド/1366×768ドットのディスプレーを搭載するモバイルノートである。本体の厚さ25.2mmのフラットな形状で、持ち運びやすいデザインとなっている。重さは約1.82kg。

 ビジネス向けノートでありながら、高音質化のためのチューニングを施した「Beats Audio」にも対応する。CPUには最高でCore i5-2520M(2.50GHz)を搭載可能。グラフィックス機能はCPU内蔵機能を使用する。また、内蔵ストレージは250GBまたは500GBのHDDのほか、128GBのSSDも選択可能である。価格は8万4000円から。本日受注を開始している。

HP ProBook 4730s Notebook PC

 4730sは17.3型ワイド/1600×900ドットの大画面を備えた大型ノートである。大画面に加えてグラフィックス機能にRadeon HD 6490Mを標準搭載しながら、価格は8万2950円からというコストパフォーマンスの高さがポイントの製品となっている。

 CPUには最小構成でCeleron B810(1.60GHz)、最高ではCore i5-2540M(2.60GHz)を選択可能。ストレージは250GBまたは500GBのHDDを選択可能で、光学ドライブに記録型BDドライブやDVDスーパーマルチドライブなどを選択できる。発売時期は7月上旬の予定。

EliteBookシリーズ

 高性能で3年保証、長期継続供給も行なう「EliteBook」シリーズには、モバイルノートの「HP EliteBook 2560p Notebook PC」、タブレットPCの「HP EliteBook 2760p Tablet PC」、そして「モバイルワークステーション」を標榜する「HP EliteBook 8760w Mobile Workstation」「同8560w」「同8460w」の5製品がラインナップされている。

HP EliteBook 2560p Notebook PC

HP EliteBook 2760p Tablet PC

 2560pと2760pは、共通のCPUやメモリーをベースにした製品。CPUやストレージは仕様が固定されている。

 2560pは12.5型ワイド/1366×768ドットのディスプレーを備えたオーソドックスなモバイルノートで、光学ドライブ内蔵時の重さは約1.75kg(非搭載時約1.67kg)。2760pは12.1型ワイド/1280×800ドットのタッチパネルディスプレーを搭載したコンバーチブル型タブレットPCで、光学ドライブは搭載せず重さは約1.8kgとなっている。

 CPUやチップセットは共通で、Core i5-2540M(2.60GHz)とIntel QM67 Expressチップセットを採用。インテルのビジネス向けプラットフォーム技術「vProテクノロジー」にも対応する。またボディーは米軍の調達基準である「MIL810G」を満たした強度を確保している。

 価格は2560pが17万8500円(光学ドライブ無し)から、2760pは17万8500円。発売時期は2560pが7月中旬、2760pが7月上旬の予定。

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