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ラックのエンジニアがWebサイト改ざんまで審査

4日で報告!「快速!Webセキュリティまるごと診断パック」

2011年06月20日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 6月17日、ラックは「快速!Webセキュリティまるごと診断パック」を発表した。

「快速!Webセキュリティまるごと診断パック」

 大規模な情報流出事件をはじめとする特定組織を狙い撃ちにしたサイバー産業スパイ行為による情報漏えいが社会問題となっていることから、同社には自社のセキュリティ対策の安全性を確認する問い合わせが多数来ているという。本サービスは、こうした診断を行なうための新パッケージとなる。

 ネットワークインフラやWebサイトだけの診断など、不完全な診断でセキュリティ対策の漏れの可能性がある企業や、セキュリティ診断を実施していなかった企業が対象。対策すべき内容を広く網羅しており、診断実施から4日間で報告書を届けるという。

 ユーザー側の前準備は不要で、ラックの技術者が直接診断を行なうのが特徴。ユーザーは最小限の情報を提供すれば、診断用のツールを使って自動的に診断するのではなく、同社のエンジニアが手動で診断を行なう。

 診断の対象は、定番のネットワークインフラを調査するプラットフォーム診断や、Webアプリケーションの診断に加えて、Webサイトの改ざん被害の有無も含まれる。これにより、Webサイトの現在の被害と、これからの危険性を同時に把握することが可能だという。

 料金は65万円。審査の期間は2日間で、診断結果をまとめた報告書を4日で提出する。月曜日に発注すれば、その週のうちに診断結果を提出することが可能だ。

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