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「GALAXY」の軌跡を追え! 韓国サムスン電子を巡る

2011年06月17日 15時00分更新

文● ASCII.jp編集部

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「GALAXY S II」。左が日本向け(NTTドコモ)、右がグローバルモデル。背面パネルの質感が異なる

 今月23日に日本で発売される話題のスマートフォン「GALAXY S II」。その開発・製造元の韓国サムスン電子を訪れる機会があったので、レポートしたい。

この薄さは衝撃!?
「GALAXY Tab 10.1」&「8.9」

地下鉄2号線「江南(カンナム)」駅近くにある韓国サムスン電子本社ビル

 まず訪れたのはソウル特別市瑞草区にあるサムスン電子本社ビル。そこで開発者インタビューを行なったが(インタビューの様子については後日別記事で紹介)、その最中に見せてもらったのが「GALAXY Tab 10.1」と「GALAXY Tab 8.9」だ。

「GALAXY TAB 10.1」(下)と「GALAXY TAB 8.9」(上)。解像度はともに1280×800ドット

「GALAXY Tab 10.1」(下)と「GALAXY Tab 8.9」(上)。解像度はともに1280×800ドット

どちらも薄さは8.6mm。このスマートなデザインはかなり魅力的

どちらも薄さは8.6mm。このスマートなデザインはかなり魅力的

10.1の背面。300万画素カメラとLEDライトを搭載

10.1の背面。300万画素カメラとLEDライトを搭載

「Samsung TouchWiz UX」という独自のホーム画面アプリを搭載

「Samsung TouchWiz UX」という独自のホーム画面アプリを搭載

世界各国の新聞や雑誌、書籍が楽しめる「Readers Hub」

世界各国の新聞や雑誌、書籍が楽しめる「Readers Hub」

 ともに3月にグローバル市場向けに発表されたAndroid 3.0タブレットで、1GHzのデュアルコアCPUを搭載する。実際に手にしてみるとその薄さに大きな魅力を感じた。

本社近くに巨大なショールームが!

「Samsung d'light」の入り口

「Samsung d'light」の入り口

 本社の隣には、巨大なショールーム「Samsung d'light(サムスン ディライト)」があり、サムスン電子のさまざまな製品の展示されている。

1階フロア。デジカメやテレビなどが展示されており、ネットワークサービスなどのデモも体験できる

1階フロア。デジカメやテレビなどが展示されており、ネットワークサービスなどのデモも体験できる

入り口付近にデジカメがあり、その下のパネルを操作することで写真が撮れる。撮った写真は館内の壁に設置されたディスプレーにランダムで表示される

約8mmという驚異的な薄さの液晶テレビ。端子類は台座の下に搭載されている

 1Fには、デジカメや3Dテレビ、インターネットテレビなどが展示されており、実際に製品を触ったりできる。

2階フロアにはシチュエーション別の製品紹介ブースが並ぶ

足元の丸い光の上に立つことで、目の前の壁の映像が変化する。写真では分かりにくいが、壁には水が流れている

足元の丸い光の上に立つことで、目の前の壁の映像が変化する。写真では分かりにくいが、壁には水が流れている

 2Fにはキッチンやリビング、オフィスといったシチュエーション別に製品を紹介するブースが設けられており、サムスン電子が目指す“次世代の生活スタイル”を垣間見ることができる。

地下1階のスマートフォン展示フロア。75型という超巨大な3Dテレビも展示されていた

GALAXY S II以外のGALAXYや、「Wave II」や「Nexus S」など、日本では見かけないスマホも触れる

 肝心のスマートフォンは地下1階にあった。広大なフロアーにGALAXY S IIやGALAXY Tabはもちろん、「GALAXY Gio」「GALAXY Ace」といった世界の“GALAXYシリーズ”や、「Wave II」、「Nexus S」といった日本では未発売のスマートフォンが展示されており、実際に触れるようになっていた。

アクセサリー類も豊富に並んでいる

アクセサリー類も豊富に並んでいる

これはGALAXY S II内蔵スピーカーの音を増強するクレードル。充電などはできない

これはGALAXY S II内蔵スピーカーの音を増強するクレードル。中が空洞になっており、充電などはできない

公認サードパーティメーカー「Anymode」の背面カバー一体型ケース

 また、スマートフォン用のケースやヘッドフォン、クレードルや車載用スタンド&充電機といったオプション製品が豊富に揃っており、その場で購入することも可能だった。

 サムスン電子はアクセサリ類に力を入れており、同社公認サードパーティ製品も登場している。GALAXY S II用のものは日本での発売も予定しているようなので期待したい。

「Windows Phone 7」スマホに触れたが……

水原工場の研究ビル

水原工場の研究ビル

 ソウル中心部の南部にある水原市(スウォン)には、サムスン電子の水原工場がある。敷地内には情報通信関連の研究開発拠点となっているビルがそびえ立っているが、その中にもスマホやタブレットのショールームがある。

 おそらく(場所が場所なので)、一般の人に開放されたスペースではなく、工場を訪れたVIPなどにアピールする場所だと思われる。そのため、「Windows Phone 7」搭載スマートフォンが触れる状態で置いてあったり、LTEやWiMAXの通信設備が展示してあるなど、Samsung d'lightでは見られなかったものも見たり触ったりできた(ただし工場内は撮影禁止ということで、写真はない)。

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