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「Utilityz Remote Backup for NetApp」は7月開始

日商エレ、ネットアップ製ストレージのリモートバックアップ

2011年06月15日 06時00分更新

文● TECH.ASCII.jp

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 6月14日、日商エレクトロニクスは、ネットアップのストレージ「NetApp FASシリーズ」に保存したデータを遠隔地のストレージへ定期的に保管する「Utilityz Remote Backup for NetApp」の提供を7月より開始すると発表した。

インターネットVPNを使って、ストレージのデータをバックアップする

 Utilityz Remote Backup for NetAppは、基本サービスの「リモートバックアップサービス」に加え、オプションサービスの「接続回線サービス」と「導入支援サービス」で構成される。

 リモートバックアップサービスは、初期費用3万円/月額料金5万円で、500GBのディスク容量を利用できる。ディスクの拡張は500GB単位で可能で、1.0~5.5TBは月額2万円、6TB以降は1万5000円の追加となる。

 バックアップセンターは、西日本(大阪市堂島)に加え、2011年秋に竣工予定となっている東日本(北海道石狩市)も予定。この2拠点を使ったディザスタリカバリにより、災害や事故、ウイルス/ワーム攻撃、人的操作ミスなどによって引き起こされるサーバーダウンなどのシステム障害においても、迅速な復旧とビジネスの再開、継続が可能になるという。

 接続回線サービスは、インターネットVPN接続用に100Mbpsの回線(ベストエフォート)を提供する。接続回線の手配、VPNルーターの手配や設置、監視、保守なども付いており、初期費用が10万円。月額費用は、センター側3万5000円、拠点側が拠点あたり1万円となる。なお、拠点側のアクセス回線の費用は別途必要だ。

 導入支援サービスは、ユーザー環境のアセスメント、バックアップセンターとユーザー拠点の機器の手配や設置、バックアップリハーサル、バックアップスケジュールの設定などを行なう。大量のデータ送信が発生する初回バックアップの作業も付属しており、料金はネットワーク経由のフルバックアップを選んだ場合で120万円から、物理メディアの運搬によるオフラインバックアップとネットワーク経由の差分データバックアップを選んだ場合で200万円からとなる。

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