紀伊國屋書店、ソニー、パナソニック、楽天の4社は、電子書籍サービスについてユーザーの利便性向上と普及拡大のための取り組みを始めることに合意したと発表した。
4社は、ユーザーが自由に電子書籍端末を選択し、さまざまな電子書籍ストアからコンテンツを購入できる環境の整備を推進。2011年後半から、4社が運営する電子書籍端末および電子書籍ストアにおいて相互接続の実現を目指す。
また、さまざまな電子書籍ストアで購入したコンテンツを、ユーザー自身が一元管理できる環境を提供する。リアル書店、ネット書店、電子書籍ストアの売れ筋情報が一目で分かるランキング主体のポータルサイトも開設する。
同じくソニーと凸版、KDDI、朝日新聞が立ち上げた電子書籍共通配信プラットフォーム会社「ブックリスタ」との連携も検討しているという。