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補聴器の選び方が変わる!!補聴器の専門メーカー・ワイデックスから最新高性能(※)補聴器「クリア」が登場。

2011年06月09日 10時00分更新

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補聴器の選び方が変わる!!補聴器の専門メーカー・ワイデックスから最新高性能(※)補聴器「クリア」が登場。

世界6大補聴器メーカーの1つ、デンマークの補聴器専門メーカー・ワイデックス社の日本法人ワイデックス株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役:菅谷保巳、以下ワイデックス)は、最上級クラス(※)の新製品「クリア」を7月中旬より発売いたします。(6月8日(水)より予約受付)(※は当社比)

・補聴器と難聴の総合情報サイト「みみから。」:http://www.widexjp.co.jp/
・新製品「クリア」スペシャルサイト:http://www.widexjp.co.jp/clear/

デュアルISP補聴器マインドシリーズに代表されるように、ワイデックスの補聴器は、言葉の聞き取りやすさと自然で柔らかな音質で世界中のユーザーから支持を得ています。今回発売される新製品「クリア」は、デュアルISPを進化させた新しいプラットフォーム〈C-ISP〉を搭載し、ワイデックスが獲得した“言葉が聞き取りやすい”“音質がいい”という定評をさらに確固なものにしながら、さらに自然でバランスの良い聞こえを実現いたしました。また、補聴器専用に開発されたワイヤレス通信システムという従来にない技術を搭載した全く新しいカテゴリーの補聴器です。


【クリアについて】

電子工学、聴覚医学、心理学、音響工学、そして最新のワイヤレス通信技術といった分野を超えた137名の専門家が結集し、約4年の歳月をかけてワイデックスの「クリア」は誕生しました。「クリア」が目指したのは、“より美しく、自然な音”です。「クリア」には、ワイデックスがこれまで培った技術の粋を集めた多くの最新機能が搭載されています。左右2つの補聴器が強調して働く〈インターイヤー機能〉、騒音の中から会話の声を選び出す〈IEスピーチエンハンサー〉、音のする方向の特定を容易にする〈デジタルピナ〉など、ワイデックスの言葉の聞き取りやすさと優れた音質を支える技術はもちろんですが、中でも「クリア」の最大の特長は、補聴器専用に開発された独自のワイヤレス通信技術〈ワイデックスリンク〉です。〈ワイデックスリンク〉の働きにより、「クリア」はテレビや携帯電話とワイヤレスでダイレクトにつながります。「クリア」と「TV-DEX」を組み合わせて使えば、テレビの音声をクリアで高音質なまま補聴器から直接聞くことができ、周囲を気にすることなくテレビを楽しむことができます。また、「クリア」と「M-DEX」を組み合わせて使えば、携帯電話の通話音がワイヤレス通信によって直接補聴器に届き明瞭に聞こえるため、これまで補聴器が苦手としていた携帯電話も快適に使用することができます。さらに、ワイヤレス通信機能を搭載した補聴器は電池寿命が短いという難点についても、「クリア」では、消費電力を抑えることに成功いたしました。


【クリア フュージョン】

「クリア」には、従来にはなかった新しいタイプのRIC補聴器「フュージョン」がラインアップされています。「フュージョン」は使用する人の聴力に合わせて3タイプのレシーバーを選択することが可能で、イヤチップやイヤモールドもさまざまなタイプから選ぶことができます。そのため、聴力に変動のある方や、加齢による聴力低下が進行した際にも、多くの場合1台の補聴器で幅広い対応が可能です。その意味で、「フュージョン」は、全く新しいコンセプトの補聴器ということができます。「フュージョン」の登場によって、小さくて目立ちにくく装用感がいいというRIC補聴器の特長をより幅広い聴力のユーザーに体験していただくことができるようになりました。

「クリア」は、補聴器用アクセサリー「DEX」と組み合わせて使うことで、テレビの視聴や携帯電話での通話といった毎日の生活のさまざまなシーンをより快適にしてくれることでしょう。
補聴器の可能性を大きく拡げる―。それがワイデックスの「クリア」です。


【クリアの主な特長】

○ワイデックスリンク
ワイデックスが補聴器専用に独自に開発したワイヤレス通信技術。左右2つの補聴器は、最高で毎秒21回互いにデータを交信し、絶えず同調します。聴取環境に合わせて補聴器の機能を自動調整する時や、プログラムを切り替えた際にも、左右の補聴器は瞬時に同調し、連携を保ちます。また、テレビの音声もワイヤレスでダイレクトに補聴器に送信されるため、映像と音声のズレや、気になる残響音の少ない高音質なサウンドを楽しむことができます。
また、一方の補聴器を紛失して交信ができなくなった場合や、電池の電圧が低下した場合も、補聴器自体が現象を感知しユーザーに知らせてくれます。
ワイヤレス通信を絶えず行いながらも消費電力を抑えることに成功し、長い電池寿命を実現しています。(ワイヤレス通信機能を搭載した器種間での比較)

○C-ISP
「クリア」のために開発された次世代のプラットフォーム。すでに高い評価を得ているISPプラットフォーム同様、言葉の聞き取りやすさと優れた音質を実現するために、一連の音の分析や処理を統合して管理します。さらに〈C-ISP〉では、個々の補聴器内あるいは左右の補聴器間の機能を絶えずチェックし調整する能力が加わりました。この結果、さらにバランスの取れたより自然な聞こえを提供することができるのです。

○インターイヤー機能
人間の耳は、自然に左右が連携して働くようになっています。人間の耳では当たり前のことですが、これまでの補聴器にとっては、両耳を連携して機能させることは非常に難しい課題でした。今回、ワイデックスは、クリアに搭載した〈インターイヤー機能〉によって、両耳の補聴器間で絶えずデータを交信しながら、左右2つの補聴器を連携、同調して働かせ、より自然でバランスの取れた聞こえを届けることに成功しました。これによって人間の耳が本来持っている機能にさらに近づくことができました。

○IEスピーチエンハンサー
騒々しい環境下での会話音をより分かりやすくし、言葉の聞き取りに大切な語音の明瞭性をもたらします。

○デジタルピナ
補聴器ユーザーには、音がどの方向から聞こえてきているのかを判断することが難しい場合があります。〈デジタルピナ〉は、人間の耳介のように働き、音源の方向を特定するのを容易にしてくれます。

○IEゼン
マインドシリーズでユーザーに高い評価を得ている〈ゼンプログラム(※)〉がさらに進化しました。リラクゼーションサウンドを左右の補聴器で割り振り、立体的なサウンドを奏でることができます。
※〈ゼンプログラム〉は、補聴器装用時のストレスを軽減し、リラックス効果を高めるための機能 
で、海外では耳鳴りの治療に効果があるという報告がされています。

その他、〈3Dトゥルーサウンド〉、〈IEフィードバックキャンセリング〉、〈スマートスピーク〉などさまざまな先進機能を搭載しています。

○補聴器用アクセサリー「DEX」
・TV-DEX
「クリア」と「TV-DEX」を組み合わせて使うことで、テレビの音をワイヤレスで直接耳に届けてくれます。独自に開発した〈ワイデックスリンク〉により、映像と音声のズレや気になる残響音の少ない高音質なサウンドを実現しています。マイクオフ機能を使えば、補聴器のマイクからの音をカットして、周囲の音に邪魔されることなくテレビを楽しむことができます。
・M-DEX
「M-DEX」を組み合わせて使うと、「クリア」と携帯電話がワイヤレスでつながり、電話の音声をより明瞭に聞くことができます。両耳に「クリア」を装用すれば、携帯電話側の補聴器だけでなく、両方の補聴器から相手の声を聞くことができます。選択した方向の声や音を聞きやすくする〈フリーフォーカス機能〉により、車の運転中など後ろを振り向くのが難しい場面でも、声のする方向に顔を向けずに会話を聞き取ることができるようになります。また、マイクオフ機能で周囲の音をカットし、電話の会話に集中することもできます。
・RC-DEX
どなたにも簡単に扱える小さなリモコンです。音量の上げ下げ、プログラムの切替はたった3つのボタンを操作するだけです。


【商品ラインナップ・価格】

●耳かけ型(RICタイプ)
 C4-PA
 ・片耳価格:438,000円(非課税)
 ・両耳価格:788,000円(非課税)
  適応:軽度、中度
  2タイプのレシーバーよりお選びいただけます。
  カラーバリエーション:14色
●耳かけ型(RICタイプ)フュージョン
 C4-FS
 ・片耳価格:448,000円(非課税)
 ・両耳価格:806,000円(非課税)
  適応:軽度、中度、高度
  3タイプのレシーバーよりお選びいただけます。
  カラーバリエーション:14色
●ミニ耳かけ型
 C4-m
 ・片耳価格:438,000円(非課税)
 ・両耳価格:788,000円(非課税)
 C4-m-CB
 ・片耳価格:448,000円(非課税)
 ・両耳価格:806,000円(非課税)
  適応:軽度、中度
  カラーバリエーション:6色
●耳かけ型
 C4-9
 ・片耳価格:438,000円(非課税)
 ・両耳価格:788,000円(非課税)
  適応:軽度、中度
  カラーバリエーション:6色

●補聴器用アクセサリー
 ・TV-DEX
  42,000円(別売・税込)
 ・M-DEX
  42,000円(別売・税込)
 ・RC-DEX
  21,000円(別売・税込)

【許可番号】
耳かけ形補聴器 クリア 223AFBZX00036000
RIC補聴器 クリア 223AFBZX00035000

【ワイデックスについて】
デンマーク・ワイデックス社は1956年創業の補聴器専業メーカーであり、1995年、世界初の耳あな型フルデジタル補聴器『センソ』を開発したことで知られています。その2年後に当時世界最小の耳あな型フルデジタル補聴器として開発された『センソCIC』は、“人類に豊かな生活をもたらす記念碑的製品”としてアメリカ・スミソニアン博物館に展示され、日本でも朝日新聞の一面等に記事掲載され大きな話題となるなど、補聴器のリーディングカンパニーとして広く知られています。現在では、日本をはじめ世界100カ国以上にネットワークを持つ世界企業です。またワイデックス社の日本法人であるワイデックス株式会社も1956年の創業以来、優れた製品とサービスを提供する補聴器のプロフェッショナルとしての評価を確立しています。
・2010年2月、コペンハーゲン近郊に完成した新社屋は、省エネルギーと環境への配慮という点で特筆すべき特長を備えた次世代の建築物として注目を集めています。
・デンマーク本社にて2009年度の『Danish Entrepreneur of the Year 2009』受賞、更に『Ernst & Young’s World Entrepreneur of the Year』ファイナリスト受賞
・ワイデックスはスポーツや文化活動への支援や異業種とのコラボレーションなど、補聴器の可能性を拡げる様々な取り組みにチャレンジしています。
・最近では、補聴器の耳型を採取する技術と音響工学のノウハウを生かし、カスタムメイドのイヤホンや、音楽関係者のイヤモニターの製作なども手がけています。

ワイデックスでは、難聴や補聴器に関する資料をご用意しております。また、報道機関の皆様の本社見学も随時受け付けておりますので、下記マーケティング部までお問い合わせください。

【本件に関するお問い合わせ】
・ワイデックス株式会社 マーケティング部 早野(はやの) 松野(まつの)
・所在地:〒131-0034 東京都墨田区堤通1-19-9 リバーサイド隅田セントラルタワー7階
・連絡先:TEL 03-5631-2856/FAX 03-5631-3024
・E-mail: marketing@widexjp.co.jp
・ホームページ:ワイデックス株式会社 http://www.widexjp.co.jp

<会社概要>
社名:ワイデックス株式会社
設立:1956年11月28日
代表者名:菅谷 保巳(すがや やすみ)
資本金:1億1,700万円
従業員数:140名
事業内容:補聴器の製造・販売、補聴器および医療機器の輸入販売
主な認可:第二種医療機器製造販売業許可番号 13B2X00020
医療機器製造業許可番号 13BZ006202
営業所:札幌/仙台、東京、名古屋、大阪、福岡


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