MeeGo搭載タブレットも登場
2014年、Atomプロセッサーも14nmプロセス世代へ
2011年06月02日 00時24分更新
インテルは1日、COMPUTEX TAIPEI 2011に合わせて、ネットブック/タブレットに関する説明会を開催。Atomプロセッサーがタブレット分野で持つ利点が説明されたほか、次世代のAtomシリーズに関する情報が公開された。
今年もキーワードは「Choices」
OSの選択肢は4種類に増加
インテル副社長兼ネットブック&タブレット製品事業部長のダグ・デイビス氏による講演では、昨年のCOMPUTEX TAIPEIと同様に「Choices」(選択肢)がキーワードに掲げられた。フォームファクターやOS、ユーザーインターフェースを機器ベンダーが自由に選択できる点が、多彩なユーザー体験への要望に応える道であり、タブレット分野で最大勢力を誇るアップル製品に対する、インテルプラットフォームの利点というわけだ。
Atomプラットフォームが対応するOSは、従来からあるWindowsやLinuxベースのタブレット・ネットブック向けOS「MeeGo」に加えて、AndroidとChrome OSというGoole由来のOSが大きくクローズアップされてきた。説明会ではAndroid搭載のAtomタブレットや、MeeGo搭載のタブレットやネットブック、さらにChrome OS搭載のネットブックなどが次々と披露。非Windowsでのタブレット・ネットブックが、商品としてようやく現実味のある段階になってきたようだ。
すでに出荷されているタブレット向けAtom「Atom Z670」を搭載した製品も、多数が出展された。特にデイビス氏は、富士通のスライドキーボード搭載スレートPC「LIFEBOOK TH」や法人向けタブレット「STYLISTIC」を、多彩なフォームファクターやエンタープライズ用途に適した製品の事例として紹介していた。
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