レノボ・ジャパンは31日、12.5型で重量が1.58kgと、シリーズ最軽量のノートパソコン「ThinkPad Edge E220s」を6月1日から発売すると発表した。価格はCore i5-2537M(1.4GHz)モデルの「50384GJ」は14万7000円、Core i7-2617M(1.5GHz)モデルの「50384FJ」は15万9600万円となる。
重量以外にも、「ThinkPad X1」(16.5mm)の薄さに迫る20.9mmとなっているのも特徴。また、暗い所でもキーボードを照らす「ThinkLight」を“Edgeシリーズ”で初めて標準搭載している。液晶面には、開いた時に液晶が本体背面にロールダウンするヒンジ構造を採用することで、開いた時の高さを抑える省スペース性を確保しているほか、ベゼル部とLCDの境をなくし全体をガラスで覆う“インフィニティ・ガラス”をデザインアクセントとして採用している。
チップセットにはIntel HM65 Expressを採用。グラフィックス機能はIntel HD グラフィックス(CPU内蔵)で、解像度1366×768ドットに対応する12.5型ワイドHD液晶ディスプレー(LEDバックライト)を搭載している。
メインメモリーは、50384GJが2GB(最大4GB)で、50384FJは4GB。HDDは320GB。光学ドライブは非搭載。
インターフェースは、USB 2.0×3、HDMI×1、アナログRGB出力。ネットワーク機能は、Gigabit Ethernet対応有線LAN、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 3.0。
サイズは幅313×奥行き213.5×高さ21.9mm(最薄20.9mm)で、バッテリー駆動時間は約6.2時間となっている。OSは50384GJがWindows 7 Home Premium SP1(32bit)、50384FJがWindows 7 Home Premium SP1(64bit)。
Sandy Bridge搭載デスクトップPCもリリース
併せて同社は、Sandy Bridgeを採用したデスクトップパソコン「Lenovo H330」を6月3日から販売を開始する。価格はオープンプライスで、ラインナップは以下のとおり。
- CPUにCore i5-2310(2.90GHz)を搭載した上位モデル「11851VJ」は6万5000円前後(1920×1080ドット表示対応21.5型ワイド液晶ディスプレイ「Lenovo L2262w」を付属した「11851UJ」は8万5000円前後)
- CPUにCore i3-2100(3.10GHz)を搭載した下位モデル「11851FJ」は5万5000円前後(Lenovo L2262wを付属した「11851GJ」は7万5000円前後)
筐体は幅100mm×奥行き400mm×高さ293mmのタワー型ケースを採用している。パフォーマンスを向上させる「Lenovo Enhanced Experience 2.0 for Windows 7」に対応することで、高速な起動やシャットダウンを可能にしているという。
チップセットにIntel H61 Expressを搭載。メモリは4GB(2GB×2、最大8GB)。グラフィックス機能はCPU内蔵のIntel HDグラフィックスとなる。
HDDは500GBで、光学ドライブはDVDスーパーマルチ・ドライブを搭載する。インターフェースとしては、8in1メディア・カード・リーダー、USB 2.0×6(前面×2、背面×4)を搭載。