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「ワイヤレスジャパン2011」レポート 第1回

次世代LTEで会場を沸かせるNTTドコモブース

2011年05月25日 18時40分更新

文● ASCII.jp編集部

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展示会場入り口付近にブースを構えるNTTドコモ

展示会場入り口付近にブースを構えるNTTドコモ

 リックテレコム主催の「ワイヤレスジャパン2011」が東京ビッグサイトで開幕した。ケータイのみならず最新の無線技術に関するイベントで、会期は今月27日までとなる。

 ここでは展示会場(西3・4ホール)にひときわ大きなブースを構えていた、NTTドコモの展示内容をお伝えする。

次世代通信方式「LTE-Advanced」など
注目を集めた展示内容

ブース内で「LTE-Advanced」の伝送デモを大々的に実施していた

ブース内で「LTE-Advanced」の伝送デモを大々的に実施していた

基地局(奥)と移動局(手前)の試作装置

基地局(奥)と移動局(手前)の試作装置

下り(基地局から移動局へ)の通信状態をモニター表示

下り(基地局から移動局へ)の通信状態をモニター表示

6個のカメラで360度同時撮影ができるカメラユニットを2個設置(左)し、LTE-Advanced回線を通してリアルタイムで会場の様子をスクリーンに表示(右)。しかも映像は3Dメガネで見れば立体視できる

 最新無線技術のイベントということで、高速通信サービス「Xi」で採用されている「LTE」の次世代通信規格である「LTE-Advanced」の技術デモを大々的に行なっていた。

 LTE-Advancedは最大帯域幅100MHz、(室内環境における)ピークスループット1Gbps以上という高速無線規格で、3GPPで「Release 10」仕様として標準規定され、ITU-Rにおいても「IMT-Advanced」として認められている。会場ではその基地局と移動局の試作装置が展示され、データ通信のデモが行なわれていた。

スマートフォン夏モデルの体験コーナーには人だかりができていた

スマートフォン夏モデルの体験コーナーには人だかりができていた

「AQUOS PHONE f SH-13C」で初採用されたワイヤレス充電のデモにも注目が集まった

「AQUOS PHONE f SH-13C」で初採用されたワイヤレス充電のデモにも注目が集まった

 また、ブースには5月16日に発表されたスマートフォン夏モデルの体験コーナーもあり、来場者が列を成して新端末の感触を確かめていた。

異なる言語での通話の際に、リアルタイムで自動翻訳してくれる「通訳電話」の技術参考デモ。体験コーナーには列ができていた

異なる言語での通話の際に、リアルタイムで自動翻訳してくれる「通訳電話」の技術参考デモ。体験コーナーには列ができていた

 さらに、通話とネットワークによる各種のIT機能(通話録音、音声認識、機械翻訳、音声合成、音声挿入)を組み合わせることで、通話の内容をリアルタイムで他国語に自動翻訳してくれる「通訳電話」の体験デモには、30分待ちの列ができるほどの賑わいだった。

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