NTTドコモは5月16日に夏モデルの新製品発表会を予定しているが(関連記事)、それに先駆けてシャープからドコモ向けのスマートフォン新製品「AQUOS PHONE SH-12C」が発表された。発売日は5月20日。5月14日に事前予約がスタートする。
SH-12Cは“AQUOS PHONE”というブランドが付けられた製品では初のスマートフォンになる。OSにはAndroid 2.3を採用。ディスプレーは裸眼3Dに対応した4.2型QHD(540×960ドット)のNewモバイルASV液晶。背面のカメラは2つ付いており(ともに800万画素)、静止画/動画ともに3Dで撮影できる。
「AQUOS PHONE SH-12C」の主要スペック | |
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メーカー | シャープ |
ディスプレー | 4.2型液晶(3D対応) |
画面解像度 | 540×960ドット |
サイズ | 約64×127×11.9mm(最厚部約13.8mm) |
重量 | 約138g |
OS | Android 2.3 |
カメラ画素数 | 約800万画素CMOS×2(アウト)/約32万画素CMOS(イン) |
連続待受時間 | 約430時間 |
連続通話時間 | 約280分 |
カラバリ | WHITE、BLACK |
テザリングにも対応 データ契約であれば月5460円~
ケータイとの2台持ちがお得?
SH-12Cのリリース内で特に注目なのは「パソコンやタブレット端末のネット接続に本機を活用できるテザリング機能」という部分。
テザリング利用時の料金についても、改めてドコモから発表がなされている。利用には、まずspモードへの契約が必要。「パケ・ホーダイ フラット」など音声契約と組み合わせて利用するパケット定額サービスの場合は、“パソコンなどの外部機器を接続した通信”が適用される。つまり上限は1万395円だ(ただしあくまで現時点の料金を前提にした金額である)。
一方データ通信契約で用いる「定額データプラン」の場合は上限額はそのままである。たとえば完全定額制の「定額データプラン フラット バリュー」を、2年契約が前提となる「定額データ スタンダード割2」と組み合わせれば、月5460円となる。
もしSH-12Cでテザリングを利用するつもりであれば、通常の携帯との2台持ちで、スマートフォンはデータ専用として使うのがお得ということになりそうだ。