アプリのインストールが済んだら、まずはリモコンを作成する。最初の画面で「クイック」をタップすると、テレビやアンプに使えるボタン配置の基本レイアウトが表示される。まずはテレビの電源ボタンを覚えさせてみよう。
学習させたいボタンをタップすると、「オリジナルのリモコンのボタンを押したまま、L5を近づけてください」と表示されるので、指示に従う。すると「信号を学習しました」と表示されて完了。続けてチャンネルや音量、ミュートなどのボタンを覚えさせる。ひととおり終わったら「セーブ」をタップして、通常のリモコン画面に戻す。実に簡単だ。
L5 Remoteを装着したiPhoneをテレビに向けて、電源ボタンをタップすると見事に電源が入った。もちろん、チャンネルや音量も普通に操作できた。アンプやミュージックコンポなどはもちろん、照明のリモコンなども登録できたのはうれしい。調光機能やファンの強弱ボタンなども問題なく動作した。
残念だったのがエアコンだ。わが家のエアコンのリモコンは、同じボタンでも設定や状況によって異なる信号が送信されることがあり、通常の操作では登録できないのだ。何回か登録作業を繰り返すと認識することもあるが、結局はエアコンを操作できなかった。
複数のリモコンに対応する
オリジナルレイアウトにカスタマイズ
リモコンの登録は簡単なのだが、「クイック」モードで用意されるレイアウトでは、少々使い勝手が悪い。例えば、テレビやアンプ用なら「入力切り替え」が必要だし、照明ではボタン配置がまったく異なる。そんな時は「カスタム」で、必要なレイアウトのリモコンを作ることができる。
カスタムレイアウトを作るには、リモコンの一覧画面で「+」をタップして新しいリモコンを追加し、「カスタム」を選ぶ。すると、さまざまなボタンを自由に配置できる編集画面が表示される。画面下のメニュー画面からアイテムをドラッグアンドドロップで配置して、名前を付けたり色を変更できる。
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