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エネルギー価格の上昇はリスティング広告に影響するのか? - Marin Software調査

2011年05月05日 04時50分更新

記事提供:SEMリサーチ

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ガソリンなどのエネルギー価格の上昇はオンライン取引にどんな影響があるのか - 米Marin Softwareがこんな疑問についての調査結果をリスティング広告クォータリーベンチマークレポート(2011年1~3月)で発表した。

ガソリン価格が上昇すると運転を控えるといった、オフラインの消費者行動の変化はよく知られているが、それがオンラインの消費者行動に与える影響について意外と知られていない。米Marin Softwareは、リスティング広告のインプレッション数やクリック数、クリック単価などの各種指標と、原油平均価格などエネルギー価格の相関関係について統計的分析を行った。

その結果、石油価格と広告クリック数には強い相関関係(0.97)が認められたという。今回の分析に用いたデータに代表性があれば、この結果は石油価格とリスティング広告のクリック数には相関性があり、両者が同様に推移することとなる。

しかし今回は、同社の管理する顧客数800以上、年間消化広告費20億ドル以上のデータで構成されるMarin Global Search Index の一部のデータを過去5四半期遡っただけの小さなデータセットを用いた分析であるため、結論づけるのは難しいと同社は説明している。

Higher Energy Prices Spell Dollar$ for Google? [Marin Software]
http://insights.marinsoftware.com/trends/higher-energy-prices-spell-dollar-for-google/

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