Lenovo Ideaシリーズ大研究 第61回
リビングを強く意識した、薄型オールインワンデスクトップ
Fusion APU採用! 18.5型ボードPC「Lenovo C205」に迫る!!
2011年05月12日 11時00分更新
スタイリッシュな18.5型液晶一体型デスクトップ
Lenovo Cシリーズは、液晶一体型デスクトップの末っ子的な存在。スマートで薄型の本体に、必要最小限の機能を搭載している。デザイン的にもシンプルで、スマートな薄型デザインは存在を主張しすぎない、家電的な良さを持っている。
ここで紹介する「Lenovo C205」(77293AJ)は、Fusion APU「AMD E-350」を採用した18.5型のボードPC。末尾の「5」はAMD製CPUを搭載していることを示している。Lenovo Cシリーズには、インテルのAtomプロセッサーを採用した「Lenovo C200」というモデルもある。
Fusion APUはCPUとGPUを一体化した統合プロセッサーで、省電力性能に優れている。ネットブックなどで採用が進んでいるが、それをデスクトップに採用し、価格とデザイン性を両立したのが本機となる。
発売時期:2011年3月
コンパクトにまとめきった「Lenovo C205」
レノボのデスクトップPCにはいくつかブランドがあるが、今回紹介する「Lenovo C」シリーズは「エッセンシャル」のカテゴリーに属する製品。「必要十分な機能」を「購入しやすい価格」でまとめている。
ノートパソコンの「Lenovo G」シリーズ、デスクトップの「Lenovo H」シリーズなどと並んで、シンプルなデザインに、いま現在必要とされている機能を詰め込んでいる。お手頃価格ばかりに関心がいってしまいがちだが、使いやすいユーティリティーや設置方法の工夫などレノボらしさもちりばめられた製品。
性能には制限があるので、4~5年かけてじっくり使うというよりも、1~2年のスパンで買い変えながら使う性質の製品だが、ノートでは画面サイズに不満、セカンドマシンとしてネット中心でシンプルに使う用途には最適だ。
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