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Webディレクション最新キーワード ― 第39回

JWDA

Webサイトを最適化するLPO/EFOとは

2011年07月20日 11時00分更新

宇野賢仁/環

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 Webマーケティングでは、あらかじめ定めた目標の達成に向けてサイトのコンテンツやナビゲーションを最適化(Optimization)する手法がよく採られます。LPOとEFOは、いずれもサイト全体ではなく部分的な最適化の手法の代表例です。

LPOの目的と実施方法

 LPO(Landing Page Optimization)とは、ユーザーが検索エンジンなどから最初に訪れるページ(ランディングページ)を改善することです。

 たとえば、企業サイトで「サービス名 申し込み」で検索してきたユーザーがランディングページで申し込みボタンをすぐに発見できないと、検索ページに戻ってしまい申し込みにつながらない可能性があります。しかし、LPOによりランディングページを改善すれば、ユーザーを商品購入や資料請求といったWebサイトのゴール(コンバージョン)まで的確に誘導できるようになります。

 LPOの具体的な方法としては、ランディングページ内のナビゲーションを分かりやすくする、ページの内容がすぐに分かるよう内容を簡潔にまとめたキャッチコピーを用意するなどが考えられます。

 また、ランディングページに表示するコンテンツを検索キーワードや時間帯などに応じて自動的に変換するLPOツールを利用する方法もあります。LPOツールを使えば、たとえば「商品名 比較」で検索したユーザーには他社に比べた自社商品の強みを紹介するコンテンツを表示して、「商品名 通販」で検索したユーザーには購入方法を示すページを表示するといったことが可能になり、Webサイトの目的達成に効果を上げます。

lpoefo

EFOの目的と実施方法

 一方、EFO(Entry Form Optimization)は「入力フォーム最適化」のことで、Webサイトの入力フォームのデザインや入力方法を見直し、ユーザーが途中でフォームの入力をやめてしまうのを防ぐ目的で実施します。

 ユーザーが途中で入力をやめるのは、入力する項目が多くて面倒だったり、何を入力すればよいかわからず迷ってしまったりするためです。そこで、郵便番号を入力すると自動的に住所の一部を表示する機能をつけたり、入力すべき内容をポップアップで表示したりして、入力するユーザーの負担を軽減します。こうした工夫がEFOの具体例です。

 EFOにも専用ツールがあり、前のような入力支援機能などをはじめ、入力項目ごとの詳細なログ分析やログ管理まで自動化できるツールもあります。

 EFOは、ECサイトや資料請求サイトなどのフォームが重要な役割を担うWebサイトではコンバージョン率アップに直結するので、特に効果的な改善方法と言えます。

著者:株式会社 環

Web解析を軸に2000年創業。「誰もがチャンスをつかめる社会を創る」を理念に地方中小企業に対しアクセス解析ツール「シビラ」とWeb解析コンサルティング、Webサイトの改善やリスティングの最適化を提案している。楽天ビジネスアワードを4回受賞。JWDAウェブ解析&リサーチ委員会委員長。最近は「JWDAウェブ解析士」の運営支援も行なっている。現在Web解析に関心がある人材を募集中!

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