ヤフーは4月22日、2011年3月期の連結決算を発表した。
売上高は前年同期比4.5%増の2924億2300万円、営業利益は11.0%増の1596億400万円、経常利益は11.8%増の1602億1800万円、純利益は同10.4%増の921億7400万円だった。
経営成績を分析すると、リスティング広告、ディスプレイ広告ともに広告出稿が拡大。加えて「Yahoo!ショッピング」の取扱高の伸びや、「Yahoo!不動産」などの情報掲載の売上拡大が寄与した。
セグメント別にみると、メディア事業の売上高は同7.8%増の1102億円、BS事業は同7.5%増の767億円、コンシューマ事業は同0.4%減の1049億円。
コンシューマ事業は、「Yahoo!ショッピング」において、「Yahoo!ポイント」と連携した、さまざまな販促企画を展開するなど利用の拡大に努めた結果、当連結会計年度の「Yahoo!ショッピング」の取扱高が過去最高となった。特に、スマートフォンを含めたモバイル経由の取扱高は、前連結会計年度と比較して大幅に拡大した。